セロー250のリアスイングアームのピボット部をベアリング化する作業は無事に終了しました。
写真や説明は、、、ありません・・・
何しろ、軸受けですし、オイルまみれなので、細かいゴミとかが付かないように凄く気を遣って疲れましたし、
姿勢もしんどいし、
バラしてしまったスイングアームを組み付ける作業は全く経験が無かったので、仕事が終わってからやるにはキツイ作業でした (^_^;
グリスアップし、はみ出したグリスを拭き取り、既定のトルク値をトルクレンチに設定し、変な体勢で締め込んでいくのは、慣れが必要だな~と思いました。
まぁ、元あった場所に、元あったものを取り付けていくだけですから、難しい作業ではありませんし、
先輩方のブログを見ながら作業すれば失敗する事はまぁ無いんでしょうけどね。
で、リアを組み終わった翌日の仕事終わり、早く帰って寝たいな~と思いながらも、
勢いでやらないとズルズルいきそうだったのと、水曜日は定休日で試運転出来るかもしれないので、
フロントフォークにスラストベアリングを入れる作業をすることにしました。
フロント用のベアリングもMISUMIから購入しました。
ベアリングはGSR250の時と同じで、2枚のワッシャーで挟んで適用します。
先ずはセローのフロントタイヤを地面から浮かせる作業からです。
もし浮かさないで作業しようとすると、フロントフォーク内のスプリングが幾らか縮んだ状態になっているので、中身が出てきてしまうらしく、先輩方は皆さん浮かしてらっしゃったので、実はよく分かってないで真似して浮かしてみました(笑
リアもそうですが、フロントも浮かすのはちょっとだけ力業です。
1速に入れて前後に動かないようにして、
サイドスタンドとリアタイヤを支えにしてフロントタイヤを右側から持ち上げていき、
ビール(日本酒?)のケース(に木板が貼ってあるヤツ)を、とりあえずフレームの右前に差し込み、
フロントフォークを下から持ち上げて最低限だけ載せて、
あとは同じくフロントフォークを下から持ち上げながら、ズルズルっとケースの真ん中らへんにバイクを移動しました。
もっとカッコイイ方法があるのかもしれませんが、これが私の精一杯です(笑
これでベアリング化が始められます。
ハンドル周りには沢山のワイヤーが通っていて、それがフロントフォークのキャップボルトを隠しているので、
リピートタイプの結束バンドなどを利用して、キャップボルトがよく見えるように下準備します。
まず、フロントフォークキャップボルトを外して、、、
ダメですww
良い子は画像のように、アッパーブランケットピンチボルトを緩めてから始めてください!!
ピンチボルトがキャップボルトが緩まないように締め付けているそうです!
私はピンチボルトを先に緩めなかったせいか、キャップボルト(アルミ製)を緩めている時にアルミ粉みたいなのが出てきたので慌ててピンチボルトを緩める事を思い出しました。
この粉がフォーク内に入ってはいけないと思い、シリコンオフに浸した歯ブラシでこの周りを掃除してからキャップボルトを外しました。
キャップボルトが無事外れると、
こんな感じになります。
すぐ手前に筒(スペーサー)があるそうです。
筒の内側に指を入れて摩擦で持ち上げれば取り出せますが、
オイルまみれで滑るので、滑り止め付軍手をはめて持ち上げるとか、
ウエスで触るところだけオイルを拭いておけば取り出せるでしょう。
スペーサーはこんなやつです。
埃などが付かない場所によけておきましょう。
このスペーサーの下にはスプリングシートと呼ばれるワッシャーがあって、
その下にスプリングがあります。
穴を覗き込んでライトで照らすとワッシャー?かなぁ?というものが見えます。
このスプリングシートを取り去って、代わりに購入しておいたワッシャーでスラストベアリングをサンドイッチしたものに置き換えます。
しかし、スペーサーの長さ分だけ奥の方にあるので、これをどうやって取り出し、
しかもベアリングを入れようか、、
ちょっと考えてしまいましたが、先輩の1人が「先端がL字になったもので引っ掛けて・・」という事をブログに書いてらっしゃったので、その感じでいくことにしました。
車のテールゲートを交換する際、ゲートの中を這っているワイヤーハーネスを抜いて、新品のゲートに通す作業をする時にガラスの左右の狭い隙間を通すんですが、
カプラーがいっぱいあって纏めても引っ掛かってしまう事があるので、針金を予め貫通させておいて引っ張ってワイヤーハーネスを抜くという事をたまにします。
その時に使う針金を使ってみる事にしました。
直径1mmくらいの、手で曲げられるけど、そこそこ硬いやつです。
これの先端をL字に曲げて、穴の中に入れて、ワッシャーのすぐ下のスプリングに引っ掛けて持ち上げると、、
おぉぉぉお。2匹いっぺんに釣れましたww
これでスプリングシートだけを取り出します。
もう1人いれば、スプリングの頭が出ている状態を維持出来るんですが、
独りでやっているので、スプリングシートだけ取り出して、スプリングは落とします。
そしてサンドイッチしたベアリングをさっきの針金に通してから、さっきみたいにスプリングをすくい上げ、
スプリングの上にうまく3枚を重ねてからゆっくりとフォークの中に戻しました。
とまぁ、リアの作業に比べたら超簡単です。
これで少しは良い事が起きればラッキーです。
あまり体感で分からないという方もいらっしゃるようですが、
自己満足ですww
それに、リアの動きが良くなった場合、フロントも少しは良くなってないと、バランス?がどうかな~とか、
まぁ、自己満足ですww
さぁ、明日の定休日は雨は降らないみたいなので、軽く試運転してみようかと思っています。
でもツーリングじゃない時に水溜まりは踏みたくないので、、、午後から、、、国道だけ、、、かな (^_^;
ではでは。