IGコイル二次波形

仕事柄、高価な診断機に恵まれている。毎日の様にいずれかのバスの波形点検はトラブルシュートに必要になる。MC系ワゴンRなどはスズキディーラーでも活用為れていないとの事。最も診断機に能力が無いらしい。ではドイツ車両のIGコイル二次波形の紹介。コイルメーカーが数種類存在する。ボッシュ、シーメンス、ヘラ、、、等だ。それらの同エンジンで付け替えながらIGコイル二次波形を見比べると違いが有る。画像は社外秘で添付出来ないが、トリガーエッジ、ピーク電圧、燃焼時間、減衰オシレーションなどがメーカー毎に違い、万能型、高回転向き、低速トルク重視型と存在する。なのでワゴンRに当てはめ考えれば、純正品以外の安物コイルや不調コイルの単品交換はお勧め出来無い。因みにレジスター交換はタイミングの遅進角の制御で11番のMAX迄しかノーマルECUは対応出来ないので、更に抵抗を減らしても意味は無い。E36M50辺りの廃車からコイルハーネスアッシーで手に入れば、試したいところ。一本多い４a端子は失火モニターなので不必要で後は同じ。DMEがチンケなエンジンECUに変わるだけだが点火電圧は上がる筈。K６Aでどんな波形が出るか見たい。国産コイル流用などは興味が湧かな〜い。