フロントブレーキ交換(修正編)

先日整備手帳にあげたフロントのブレーキ交換ですが、gateさんよりパッソキャリパー流用の場合のキャリパースライドピン締め付けトルクが強すぎるとのご指摘をいただきました。最悪ボルトが破断する可能性もあるとのことで、肝を冷やしました。
その節は大変にありがとうございました。

急いで注文した部品が昨日届いたので交換します。

上のスライドピン×2本：47715-97401
下のスライドピン×2本：47714-B2010
スライドピンのボルト×４本：47715-B1020

締め付けトルクが26.5±4.8N・mになります。

以前締めた43.2±5.8N・mだとかなりのオーバートルクとなっていました。
以後流用の際にはよくよく調べます💧

それぞれ分解して再度清掃してからグリスアップ。
前回はオーバーホールキット付属のニグルーブを使いましたが使い切りで捨てたので、今回はワコーズのラバーグリースを使いました。

スライドピンが奥から手前まできっちり前後に動くくらいにグリスの量を調整します。
反発して奥まで入らないのは多すぎるとのこと。ここは適量が大事です。
キャリパーとスライドピンのゴムブーツがかかる溝にもグリスを薄く入れ込みました。(曙ブレーキの動画に水の侵入を防ぐためとの解説がありました)
それぞれはみ出したら綺麗に拭き取ります。

各部清掃をして規定トルクの27N・mで締め込み、漏れ等がないか確認。

ホイールを取り付けたらまずは数回前後に動かし、次に敷地内を低速で移動して制動に問題が無いか確認。
試走して特に問題なくしっかりとブレーキが効いたので、作業完了です。

今後も先輩方の貴重なアドバイスやご指摘を真摯に受け止め、まずは間違いがないよう、もし勘違いや失敗があった場合もなるべく早くきちんと訂正して整備手帳を残していきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。