シートをスポンジ化
1
自分の中ではかなり不評だった純正スポーツシートの座り心地…。
座面下のスプリングとスポンジに小手先な細工をしたものの、根本的な改善には至らず、『長時間は勘弁な』という状態で使用してましたが…。
ついに重い腰をあげました。(尻の痛さに耐えかねて)
まずはノーマル状態。
盛り上がりとかを採寸しときます。
2
はい、剥がしました。
このワイヤー状のコイルスプリングの上にゴム板、厚さ1cmスポンジ、表皮のみというストイックな構成…。
コイルスプリングに針金で付けてある板バネは、ノーマルのロングシートの部材。
これで無理矢理広げてないと座った時にコイルスプリングが真ん中に寄って三角木馬状態に…。(悲)
今回このスプリング式のクッションをスポンジに置き換え。
3
さて部材。
倉庫に転がってた25mmアングル鉄材。
これで台座のステーを作る。
汚いのでちょっとカップブラシで掃除。
(掃除しても汚い…けど見えなくなるからいいか)
台座には奮発してジュラルミンの3mm板。
集成スポンジ。
どちらも業者にサイズを伝えて切り売りしてもらう。
あとはホームセンターでボルト類を調達。
4
アングルを任意のサイズに切ってベースフレームに溶接。
はい出来あがり。(笑)
(途中写真とか撮ってなかった)
溶接する部分は母材同士がきっちり当たるように削って加工しておくと、強度も仕上がりも溶接しやすさも向上。
でも素人溶接なのでサンダーで削って仕上げ。(苦笑)
いつでに適当でおざなりな純正の溶接にも追加して補強を入れる。
しかしこのベースフレーム、形は歪んでるし溶接適当だし…もの凄いイタリアンジョブ…。
5
ベースフレームを掃除、サビ止め塗装したら、ベースに合わせて切り出したジュラルミン板をボルト固定。
切り出しはジグソーで、ちょっと硬いけど割とサックリ切れます。
これが超とか超超のジュラルミンだと…苦労するんだろうな…。
一度車体へ乗せてシート下との干渉がないか確認。
(愛用のオイルのボトルが収まらないと困るので…)
このまま薄いシートでもカッコはいいなぁ…カッコはね。
6
スポンジ屋さんがバイクのシートにオススメって言ってた集成スポンジ。
硬さの違うスポンジが入り混じってクッション性が上がる?
押した感じはしっとりした感じ。
カッターで切って、ワイヤーブラシで地道に引っ掻いて削る。
ただ、均一に削るのが難しい…案の定表面は細かい凸凹に。
薄いスポンジとか被せるといいかも…。
(面倒なので今回はパス)
7
ベースフレームに削り上がりスポンジを乗せてみた。
迷彩になって形がわかりにくい。(笑)
固定は、外す事を考えて両面テープ。
純正のシートストッパー部も乗せる。
8
ビニールシート、表皮を被せて元通りに。
スモールは表皮をクリップで鉄フレームに挟み込むだけなので、簡単気負いなく。
やっぱり表面がスポンジの細かいポツポツが出てるなぁ…改善の余地あり。
跨った感じは…ああ、お尻に優しい。(笑)
台座のエッジの部分がちょっと気になるので改善の余地はあるなぁ…。
面倒なので多分、当分このまま乗るけど。
※140km程走ってきたので追加報告。
片道1時間強跨ってても全然痛くない。(今までが酷過ぎた…)
お尻を立体的にホールドしてくれる面積が増えた→面圧が分散、という感じですか。
ノーマルは中ブラリンで線状スプリングに乗ってた為に左右方向の踏ん張りが利かなかったが、スポンジ化で横方向へもスポッとハマり込んで落ち着いた。
やってみて良かったな、という感じ。
オススメです。
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