フェンダー周りの静音化と法定１２ヶ月点検とリコール（届出番号４１２６）の実施

この車が納車されてから早１年が経ちました。今日はいつもの千葉日産で法定１２ヶ月点検を実施します。今回の法定１２ヶ月点検は、日産自動車の完成検査での不備がありリコール対象となっています。
法定１２ヶ月点検では、必ずタイヤを外すのでこの機会にタイヤハウスのフェンダーライナーを外し、静音化の作業を行います。
また、今まで履いていた冬タイヤも夏タイヤに交換します。
また、クルマが浮いた状態になるので、下回りのチェックと塗装も行います。

今回は工場長のご好意でリフトを貸して頂けたので、タイヤを外し作業を行っていきます。

※作業開始時に写真を撮り忘れ、作業中にこの写真を撮りました。フェンダーの内部に作業の跡があります。

タイヤを外したあと、フロントフェンダーの内側のライナーを外していきます。

プラスのネジ６個と無数のクリップで装着されています。
クリップの数が多いので、画像のようなクリップ外しがあると効率が良いです。
クリップ外しがなくても、小さなマイナスドライバーでこじって頭を出し、ペンチなどで引っこ抜けば取れますが時間がかなりかかります。

フェンダーライナーを外すとフェンダーの内部とボデーのフレーム側が見えます。

入庫前にエンジンルームの清掃のついでにケルヒャーでこの部分もエンジンリーム側から高圧洗浄しておきました。

高圧洗浄で取りきれなかった埃などは雑巾で拭いてきれいにしておきます。

今回はちょっと奮発してレアルシルトを使用しました。
レジェットレックスよりも軽く、ドライヤーで接着面を暖める必要がないので施工が楽チンです。
フレームとフェンダーの隙間が狭く上部まで手が入りませんでしたが、カットしたレアルシルトを貼り付けドライバーのグリップを突っ込み密着させました。

タイヤハウスの内部にもレアルシルトを張っていきます。

タイヤハウスとフェンダーの間には画像のスポンジが入っていました。
吸音材のつもりなのでしょうが、こんな大きさでは到底効果があるとは思えません・・・。

ホイールハウス内部の凸凹にはレアルシルトが上手く貼れなかったので、アルミテープで補強しておきました。

何だかんだで前のフェンダー部分の左右の施工でレアルシルトを８枚使用しました。

静音化の作業が終わったので、法定１２ヶ月点検と完成検査リコールを受検し終了しました。

今回の１２ヶ月点検では予めエンジンオイルなどの消耗品は自分で交換しておいたので何も出ませんでした。

走行：１３０９４ｋｍ