拙宅の裏は、ちょっとした原っぱになっている。 まあ、原っぱというと、いささか聞こえはいいが、イタドリなどの雑草が好き勝手に繁茂する草むらである。 先月までは、日が暮れるとその「原っぱ」から、虫の声が賑やかだった。 これが聞こえるようになると、「秋」を実感する。 もうひとつ「秋」の到来を実感するものに、「ぶどう」がある。 ぶどうは、おいらの最上級に好きな果物の中のひとつであるが、中でも、「キャンベル」という品種がいい。 なぜならこのキャンベル、いかにも「ぶどう」的な強い匂いを放つのである。 キャンベルが一房あれば、部屋中がぶどうの良い香りに包まれる。 味で言えば、キャンベルよりも甘い品種があるのだが、どうも匂いが薄い。 匂いのないぶどうは、どこか物足りないのである。 今年のキャンベルは、おいしかった。 この秋は、(2kg入)3箱食べた (^_^;)。 だがひょっとすると、今日食べた一房が、今年の「キャンベル」の食べ納めだったかもしれない。 来年も、食べれるだろうか・・