TRUST ＧＲeddy Front mount Inter Cooler　  

上：純正のコア　　下：ＴＲＵＳＴ製ＧＲｅｄｄｙのコア　　　右：Ａ４ 2.0ＴＦＳIのインタークーラー配置

Ａ４Ｂ７の純正インタークーラーは同じエンジンでも横置Ａ３やＧｏｌｆとは違ってヘッドライトの下に写真の様に２つの小さなコアを左右に振り分けられている。
容量や位置的に冷却効果が低いだけではなく、この２つのコア間を細く長いパイプを取り回し繋いでいるのでレスポンスや効率も悪くなっている。

この２つの純正コアを取り外して、ＴＲＵＳＴ製ＧＲｅｄｄｙのコア（純正２個分＋３割増位の容量）を使用して、走行風が直接当り、より冷却効果が高いラジエター前部正面に設置し最短でパイピングする事でパワーアップとレスポンスアップを狙いタービン大型化に対応した。

インタークーラーは最高速やゼロヨン仕様のパワー志向の冷却重視タイプかアクセルのレスポンスを重視して圧力損失の少ないタイプを選ぶのか？　両立は難しい。

ＡＷＥ社製の大面積タイプも考えたが、Ａ４には圧力損失とレスポンス重視し、先々に予定しているオイルクーラーとＡＴＦクーラーの設置スペースを確保する事も考えてＧＲｅｄｄｙ製にした。

取付
バンパースカートは干渉の少ないタイプを選びんだが、リーンフォースメント加工は必要。

インプレ
前置きの冷却効果と丁度良いコアの大きさと固く短くなったパイピングの効果でレスポンスも向上し排気量が増えた様になりタービン音も良く聞こえる様になった。

ラジエターの前部に設置されている為、少し水温が上り易くなると思い、気温の高い真夏に六甲山を負荷をかけながら登ってみたが全く問題なし。

リストラクターが外れた感じで、これで気持ち良く更にブーストを上げる事が出来る。

ＦＭＩＣ、見た目がワルそうに見えるｗ

外気温度が２３℃時で高速道での低ブースト巡航時の吸気温度（インタークーラー出口付近）は２４℃ ～２５℃という外気温のプラス１～２℃まで下げている。

同じく高速道での追越加速を繰返す1.6～２.1Barを掛ける高ブースト時でも吸気温度は４０℃を越えることはなく、また超オーバークールでガソリンの気化燃焼効率を下げることもない。

Ｓｔｏｐ＆Ｇｏを繰り返す街中の走行でも、吸気温度は４０℃以下をキープしている。


欠点
前置きになった為にサーキットやラリーでフロントからクラッシュしてインタークーラーやパイプを損傷すると自走出来なるので要注意。

バンパースカートはコレ↓。

関連情報URL：https://minkara.carview.co.jp/userid/203735/car/336785/1599827/parts.aspx