効果は一緒でも捉え方や考え方で出来上がるものは違う、というお話。
例えばこのメンバーカラーなんかはそう。
先駆者で有名なのはキャンディ山口さんですね、動画や記録を見ての判断しかできないんですが車の作りこみ方や走らせ方はすごいですね。
といっても私個人はキャンディさんと関わりを持ったこともありませんし、ましてやシロワッパーを手に取ったことも使ったこともありません。
先に言っておくとシロワッパーを真似したわけじゃないですよ、元々リジカラを入れようかどうしようか悩んでて、写真で判断する限りあの形状じゃあ効果は得られないだろうと判断したまでです。
あと、仕事で切削や加工をやってる身としては値段が合わないというのがネック。
まあ出してるのが企業なので妥当な値段でしょう、でもあれ本当に内製なの?
逸れましたが、実際得られる効果はシロワッパーと同じです。
作る時の考え方の違いが最終的な形状になるだけなんですが
まず第一に持ってきたのが「取り外しがしやすいこと」
いくら精度をきちんとしてもバラしたり外す場合に無駄な手間を極力かけたくない、つける時も同じく簡単に装着できることが大前提。
いくら効果があっていいモノでも取り外すために物品の破壊を伴ったりタップを立てて引き抜くというのもちょっと違うかなと。
そこで第二に「じゃあツバ(フランジ)をつけよう」ということになり、第三に「じゃあ全長も合わせてツライチになるようにするのがいいよね」と。
当然設計図を持っているわけではないですし、メーカーにくれと言ってもくれるものでもないので実寸を計るしかないのですが鋳物やプレスの塊なので単純にストレートな形状ではないんです。
寸法を見るのにチマチマと百分のいくつずつ削っていって始点と終点の間を5ポイントくらいに分けて見立てを付けて最終的に3次元計測器で勾配を確認。
そこから先は最終的にターゲット寸法に対してどれくらいの余裕を持たせるか、になります。
圧入という方法で取り付けるのは楽で簡単なのですが、「取り外しに無駄な手間や費用がかかる」ようではお話になりません。
ていうか自分で使うんだからなお余計なことはしたくありませんね。
なので仮定として「10mm動くとしてそれが1mmになれば確実に効果が見える」のなら「じゃあそれを0.1mmにしたらなお良いよね」という単純思考。
で、取り付ける実車の状態が一律ではないので最終的にもうちょっと詰めたのですが。
どれくらいにしたかはヒミツ、というか手抜きで2~3/100のばらつきがあるんで恥ずかしいんです。
で、
欲しいのはレビューではなくフィードバック
うんカッコつけてごめんレビューも少しは欲しいです ^p^
これを売って儲けようなんて微塵も思ってないし、儲かるもんでもないです。
気になって使ってもらって喜んでもらえればそれだけでいいんです
ただ、欲しいのがフィードバックという点
とりあえず手っ取り早く効果が得られるであろう形状を優先して設計して作り上げたので、本来作り上げようとした形状とは違います。
そしてそれをやると今の倍の値段になるからやめたんですが・・・安いほうがええやん?
実際今のも儲け全くないんやで、むしろマイナス・・・
使う人によってはいまいちと感じることもあるでしょうし、イイヨコレ!といってくれた方もいます。
これでいいと思って作っても他の人の視点や考え方ではまた違った意見もあるでしょう、そういうのが欲しいし聞きたいな、と。
まあ所詮メーカーではない素人の作ったものですからそこまで贅沢はいえないですがw
単純にもっといいものにできるならそうしたいだけです。
あと断っておくとキャンディさんをディスったりしてるわけではないので勘違いしないでね
画面の向こうからでの判断しかつけれないけどシロワッパーは当然いいものだし先駆者であるという点は揺るぎがないです、私は所詮二番煎じですから。
リジカラも別に悪いものではないだろうけど、ぶっちゃけあの値段なら同じ値段でもっともっといいものが作れるのでスプーンはそのようにしてください。
というチラシの裏でした。
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2016/04/19 02:11:28