フロントキャリパー分解！

いきなり割ってますけどwww

ここまでの順番は、まずフォークに付けたまま、地面に接地させたままで。
1.フルード全抜き（シリンジでキャリパーから全部吸い出すくらいの勢いでw）
2.キャリパー裏側から、キャリパーボディ締結ボルトを緩めておく（ちょっとだけ）
3.キャリパーボルトを緩めておく
4.バンジョーボルトを外して、ホース部分をビニール袋などで包んで養生兼ブレーキフルードの垂れを予防する。
5.リフトアップしてキャリパーを外し、締結ボルトをばらせばこの姿。

新聞紙を見ていただければわかるように、吸いきれないフルードが結構だばぁしますのでご注意。

これが左右ボディをつなぐOリング。
交換しなくても良さげなんだけど、今回は初作業だし、念のため交換。

フルード対策のために水洗いしてOリングを全て抜いた後。
特に何かがおかしいというようなところは何もなかった。
まあ、ここで素人が見ておかしいってなったら、今頃フルード駄々洩れだろうしw

15ミリのソケットにマスキングテープを巻いて太さを調整したものをピストンに突っ込み！
何をするかはお分かりですね？

おらこいやー！
インパクトに接続して、一気に磨くよ！
コンパウンド7500と9800で仕上げました。

めっちゃ鏡面。
でも、メッキ層を飛ばしちゃったわけだから、今後はメンテを定期的にしないと錆びやすいでしょう。

キャリパー溝掃除……ですが、結晶なんか欠片もありゃしないwww
せっかくのアストロの溝掃除器具も活躍できず。
あ、でもサイズ感はばっちりでした、使いやすい。

コンプレッサーは模型用しかないので、エアダスターで水気とゴミ飛ばし。
……これ、失敗したかも（後で思った）。

シールとピストンをメタルラバー吹いて挿入。
特にピストンの入り方には感動すら覚えた。すっげぇスムーズ。

Oリングを忘れずに入れて、左右合体。
適当なところまで締結ボルトを締めておいて、パッドスプリングとパッドを入れて、キャリパーOH終了。

ちょっとだけ楽しいカスタムタイムw
左の中空ボルトに入れ替えちゃうよ。
RR-RやVFRに使われようってんだから、強度的に問題があるとかはないでしょ。

うむ、美しい。
アルミワッシャーが在庫切れで銅ワッシャーになっちゃったけど、まあ良しとしよう。
……さて、ここからは面倒くさくてしょうがないフルード入れの始まり始まりwww

で、エア抜き終了後のタイヤ空転テストですが、引きずりは完全解消。
全力で握った直後に回しても、擦れ音だけでピストンが戻ってない感触はなくなりました。タイヤも3周は軽く回るようになりました。初めての作業ですが、やっただけの甲斐はありました。

おや、これは懐かしのノーマルバンジョー？

本日のやらかしたーが二つ。
一つは上で言ったエアダスター。
もしかしたら水気、切り切れていないかも。
フルードの透明感がいつもより濁ってた気がした。
早いところ入れ替えておかないと錆び呼んじゃうかも。
んで、フルードチェックしてたら、マスターバンジョー下部からの滲みを発見したので、追加トルクを掛けました……

やっちゃったよwww
ぎゅ、と行ったら嫌な感触。
たぶん15Nmは行っちゃった気がする。
戻して、抜いた瞬間に折れました。
アルミバンジョーやっぱ弱い。
まあ、しばらくはこの仕様で行きます。