【KF5P】リアブレーキ周り点検
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
いわゆるフローティングキャリパーはブレーキパッドがインナー(ピストン側)、アウター(ツメ側)でパッドの減り方が違うと言うのは広く知られています。
パッド交換して2万2千キロ以上走ったし、スリットローター使ってるし、どのくらい違うがちょっと調べてみました。
サスティナブルと言う名の貧乏整備でもあります。
2
インナー側(ピストン側)
あれ?全然減ってないなぁ・・・
3
アウター側(ツメ側)
こっちも思ったほど減っていませんでした。その差0.4ミリ。もう少し差があると予想していたのですが・・・
でもせっかくバラしたので、イン側とアウト側を入れ替えて組み直します。
RX-7乗ってた頃は、富士スピードウェイを20周も走れば、目に見えて減り方が違ったんですよね。
リアパッドだけで2万5千円とかしたんで、定期的にイン側とアウト側を入れ替えてました。
なるべくキレイに使い切る。これぞサスティナブル(笑)
4
ついでにスライドピンも清掃してグリスも入れ替えました。
通称はスライドピンですが、正確には写真に記入したとおり、ガイドピンとロックピンと言います。
キャリパーサポートに組むとき、間違って組めちゃうんですよね。
親切なキャリパーには「G」「L」の刻印が入っていますがCX-5にはありません。
組むときは写真のとおり、上側がガイドピン、下側がロックピンになるように組み付けます。(車種が違えば位置関係も変わります)
ちなみに間違って組み付けるとどうなるか?
異音が出たり、ロックピン先端の黒い樹脂部分が異常摩耗してしまうそうですが、自分はそういった経験はありません。間違えたこと無いので。
5
スライドピンを組むのに使ったグリス。
現役整備士さんでも、たまに用途が正しくないグリスを使われている方がいます。
これはスライドピンに使ってもいいし、キャリパーオーバーホールでオイルシールやピストンに塗布しても問題ない物です。
ワコーズで例えるなら「ラバーグリース RG-T」です。
6
ピストンサビサビ?
いえいえ、サビる前にディスクパッドグリースをシュッと2吹きしたのです。
鳴き予防と言うよりはサビ予防。
7
最後に無くなっていたブリーダーキャップを付けて終わり。
たぶんディーラーで車検の時に無くしたっぽいけど、クレームは入れずに自費購入。
逆に考えれば、ちゃんとブレーキフルードが交換されている証拠とも言えます。
しかし、意外に高かった。こんなキャップが363円もするなんて。安いと100円くらいですが・・・
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