【KF5P】ボールジョイントブーツ交換

普通ならボールジョイントブーツの交換は初年度登録から5年以上経過したら注意すれば良いのですが、3年半で交換する事にしました。

その理由とは・・・


ちなみにタイロッドエンドブーツがミヤコのTBC-003
ロアアームのボールジョイントブーツがTBC-109
マツダ純正部品ではブーツ単品の設定がありません。

その理由とは、高性能なグリスを持て余してるからですね。
ブーツ交換よりもグリスの入れ替えが主な目的です。

ボールジョイントがダメになるとタイロッドエンドなら交換とホイールアライメントで2万円以上、ロアアームなら交換とホイールアライメントで6万円以上かかります。（どちらも左右両方交換した場合）

ボールジョイントの寿命を延ばすべく、高性能なグリスを使います。
ODO26600Km

特殊工具を使うのはタイロッドエンド分解のときだけです。
ちなみにここをバラしてもホイールアライメントに影響ありません。

ブーツを外したら古いグリスをペットボトルのキャップに集めて、新しいグリスをどれだけ充填するのかの目安にします。

ちなみにエアーブローできる環境であったとしても、非分解式のボールジョイント内のグリスをパーツクリーナーで洗い流すのはオススメしません。
拭き取るだけで充分です。

お手製の工具・・・と言ってもパイプに蓋しただけですが、これを使ってブーツを圧入します。

パイプじゃなくてKTCの専用品を単品購入しても1200～1300円くらいですかね。

次にロアアーム。
ロアアームのボールジョイントを外しても、ブッシュの反発でボールジョイントがナックルアームに入ろうとするので、ロアアームとスタビライザーの間に木端を詰めてロアアームを下げます。

自分の車はビッグキャリパーキットが付いていて、デカいローターのせいで作業スペースが少ないのでブレーキをバラしましたが、純正ブレーキならバラさず作業できると思います。

ジャッキアップじゃなくて2柱リフトなんかで上げてればビッグキャリパーキット付いてても出来たかも。

タイロッドエンドと同じように古いグリスを集めてみました。

ロアアームブーツをつぶすと、ひび割れが見つかりました。
タイロッドエンドブーツはまだ大丈夫でした。

年1回ペースでラバープロテクタント吹いておいたのですが・・・

手がグリスまみれなので、もう写真はありません。

全ての作業が終わったら、ラバープロテクタントをスタビリンク、タイロッドエンド、ロアアームのブーツに満遍なく吹いておきます。

ちなみにスタビリンクのボールジョイントブーツは交換部品の設定はありません。（ミヤコのカタログ調べ）

サスペンション周りのボルト＆ナットの締め付けトルクを知りたいなら

締め付けトルク.COM
https://tightening-torque.com/cx5-kf2p/