インナーハンドル交換 (ドア内張り取り外し編)

ワゴンRの使い勝手とジムニーの走破性を兼ね備えた車として98年に登場したKei、言ってしまえば最近大人気のハスラーのご先祖様的な車です。
しっかし蓋を開けると地味な見た目&無駄に高い車高&シートポジションが災いしたのか、若者には殆ど不人気で街中で見かけるKeiの98％はおじいちゃんおばあちゃんという高齢者御用達カーとなってしまいましたwww
(KeiワークスとワンメイクレーサーKeiスポーツRは別格ですが)

そのせいか、内装も非常にチープで老人臭いです(T_T)
変なところで負けず嫌い(笑)な性格なので、脱高齢者カー計画始動ですw

まず問題はプラスチッキーなインナーハンドルから。
本来はアリストに乗っていることもあり、このチープさはいただけない。

そこで目を付けたのが、シボレーを名乗ったスズキ車(笑)である、初代シボレークルーズのインナーハンドルです。
以前勤めていた車屋の解体車を見たときから「Keiのインナーハンドルに形が似てね？」と思っていたので、とりあえず某オクで購入w

インナーハンドルをドアから摘出する為、ドア内張りを外す必要があります。
まずはプラスチックのプッシュピンを取り外します。
お次はインナーハンドル部のねじを外します。

ドアロックピンをねじを緩める要領で外します。
今度はドア内張りの持ち手部を覗き込んだらねじがあるので外します。

ドアミラー部のカバーをパネル外しで外します。
(写真が横向きですいません)
インナーハンドルを車体側にずらし、引っかかっている爪を外します。

ドア本体と内張りの隙間に指やパネル外しをかけて、引っ張って外します。
ピンで固定されているので少し硬いですが、頑張りましょう。

ピンロックが外れたら、内張りを持ち上げて外します。
内張りがドアに引っかかっているイメージです。
ドアとドア内張りが分離したら、パワーウィンドウスイッチのコネクターを外し、インナーハンドル知恵の輪(笑)を攻略しながら内張りを完全にフリー状態にします。
その後インナーハンドルをドアロックのロッドから分離させます。精密ドライバーでコジるといいかも？

リアのドア内張りも同じ要領ですが、赤く囲った部分がフロントドアと異なります。

一応、ちょっと知識が要る作業なので自己責任で！