キックス(P15)ステアリングホイール バイブレータの活用 2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ステアリングバイブレータの動作
・キックスはADAS(Advanced Driver Assistance System:高度運転支援システム)から直接駆動
(図は関連するとこのみ掲載)
2
DAYZ ADASからの出力(関連するところのみ掲載)
・DAYZのADASは未調査ながら、ADASからの出力はウォーニングスピーカーとマルチインフォメーションディスプレイのみと推測
・マルチインフォメーションあての出力については詳細不明
・簡単に使用できそうな信号源はウォーニングスピーカ出力のみ
車両システムをなるべく弄ることなく、バイブレータを作動させるための信号源にできるのは、スピーカー出力だけのようなので、スピーカー出力を使用してみようと思います。
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結果としてスピーカー出力を用いましたが、作業中不注意からスピーカー出力をショート(ごく短時間おそらく1秒程度)させてしまい、その結果マルチインフォメーションディスプレイ上にシステム故障の表示が出ました。
この作業については、今回弄った場所に関する不具合については、何かあっても全て自己責任であるということで作業をしています。
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3
ウォーニングスピーカ出力の確認
・出力状態(音が出ている)の電圧(あえてDCレンジで測定)は、3.1V程度
数値については自分の作業環境、保有ツールでの測定値です。
スピーカ出力のない状態では未測定。これが後ほどの問題?となる。
・スピーカ出力を全波整流回路(ダイオードブリッジ)を追加し、DC化+コンデンサで平滑化し出力電圧を安定させてSSRコントロールに接続
・SSRはコントロール電圧は3-32VDCの物を調達
4
制御側入力 3-32VDC
出力側 5-22VDC 25A
5
ブロック図にするとこんな感じにします。
6
実はこれからが・・・
SSRのONについては問題は無くても、OFFにならない・・・
調べた結果、SSRのON/OFFは、スピーカ出力時の電圧が3.0V以上になるとONとなるものの、制御電圧が1.8V以下にならないとOFFにならないことが判明。
肝心の制御電圧(スピーカー出力)は、スピーカー出力が無い時でも2.1V程度出ていることが確認できました。
これでさらなる制御回路を追加するか、根本的に制御入力を変えるかのどちらかになりました。
私個人はオリジナル制御回路を、設計製作できるスキルがあるわけではないので、今回の条件を満たす制御ユニットを追加して対処することにしました。
7
今回調達したSSRは、一度ONになると、電圧2.1Vに低下した程度ではOFFにならない。
一度ONになったSSRをOFFにするには、制御電圧が1.8V程度まで低下するか、電圧が無くならなければならない。
対応策
閾値2.5V程度でON/OFFになる回路を追加してSSRの制御電圧を制御
↑
電圧を調整できるコンパレータを搭載したユニットを用いた。
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