東博の常設をよく鑑賞することがあるが、刀剣武具の展示室は入館者で混んでいることが
多いですね。特に刀剣の展示ではケース内の刀を眺めながら専門知識的の会話をされて
いる女性が多い。観る位置角度変えて鑑賞したり撮影されたりしています。『刀剣女子』
と呼ばれる方々でしょうね。
刃先を上側にして展示していのが「刀」、刃先を下側にして展示しているのは「太刀」で
あると知ったのはつい最近でした。刀剣素人のjumarです。
東急田園都市線二子玉川駅から歩いて20分程の住宅地にある静嘉堂文庫美術館へ
行ってきました。
静嘉堂文庫の創設者であり、三菱財閥の2代目総帥 岩崎弥之助と岩崎小弥太の
父子二代によって蒐集された日本および東洋の古典籍及び古美術品が収蔵されて
います。(常設はやってないようです)
開催中の企画展「日本刀の華 備前刀」を鑑賞してきました。
平安時代から鎌倉時代にかけて日本刀の主要製作地であった備前(岡山県南東部)の
太刀と刀装具が展示されています。「長船」や「一文字」といった名前の名刀その数
30振、圧倒される美しさです。
静嘉堂文庫美術館の所蔵する曜変天目も展示されています。
漆黒の肌に銀色の斑文、それを取り巻くオーロラのような光彩。あまりの美しさから“碗の中
に小さな宇宙がある”とも称される茶碗です。今回の展示では外光が差し込むラウンジで
その眩いばかりの美しさを観ることができました。
中国南宋時代(12~13世紀)福建省の健窯でつくられたという。現存する曜変天目は
世界に3椀のみ、そのすべてが日本にあり、いずれも国宝に指定されています。
二子玉川駅への帰り道途中の玉川大師へ寄ってきました。本堂へ参拝して内陣の
左にある階段を下ると地下霊場があります。以前一度だけ参拝したことがあります。
「お砂ふみ」と呼ばれる修行らしかった。狭くて中は真っ暗でした(照明は一切禁じられて
います)。閉所恐怖症の私は辞退したが、同行した二人はご利益多々だとまたやりに
行きました。 南無大師遍照金剛。
Posted at 2019/06/02 13:41:35 | |
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