ATS ATS ﾊｲﾌﾞﾘｯﾄﾞﾂｲﾝ  

ｸﾗｯﾁがｴﾝｼﾞﾝﾊﾟﾜｰに耐えられなくなってしまったので交換。
(純正のﾃﾞｭｱﾙﾏｽﾌﾗｲﾎｲｰﾙはｽﾗｽﾄ方向へのｶﾞﾀが出てしまっていました）

選んだのはATSの商品ﾗｲﾝﾅｯﾌﾟにも載っていない？
ｶｰﾎﾞﾝとﾒﾀﾙのﾂｲﾝﾌﾟﾚｰﾄ、「ﾊｲﾌﾞﾘｯﾄﾞﾂｲﾝ」です。

選んだ理由
・油圧系に関して、CSC式は社外品でも信用できない
　(ﾌﾙｰﾄﾞのｴｱ抜きがやりにくいのは純正と変わらない)
　のでﾌｫｰｸ式一択
・500馬力近くまで対応のｶﾊﾞｰ＆ﾌｪｰｼﾝｸﾞ
・使いやすさやｺｽﾊﾟも大事

ATS製は日産純正部品を利用して
CSC式→ﾌｫｰｸ式に組替えができるので、
ﾄﾗﾌﾞﾙ時にも日産に在庫があればすぐ復帰ができるのも利点です。
(US製は発注から納入まで時間が掛かる…）

今回はNISMOのGTR用ﾋﾞｯｸﾞｵﾍﾟﾚｰﾃｨﾝｸﾞｼﾘﾝﾀﾞｰを同時装着することで、
ｶﾊﾞｰ荷重は1350kgながらも
ﾍﾟﾀﾞﾙ踏力を純正以下にする事ができました。

ﾌｪｰｼﾝｸﾞは手前をｶｰﾎﾞﾝ、奥側をﾒﾀﾙにする事で
繋合時はｶｰﾎﾞﾝのﾌｨｰﾘﾝｸﾞを生かしつつ
ｶｰﾎﾞﾝﾂｲﾝより5万円も安く済ませる事ができました。

ｸﾗｯﾁの切れも良くｼﾌﾄの入りも良くなりましたし、
何よりﾍﾟﾀﾞﾙが軽く、半ｸﾗの使いやすさも感動ﾓﾉです。
昔のﾂｲﾝｸﾗｯﾁとは全然違います。
(ｼﾝｸﾞﾙの強化ｸﾗｯﾁ搭載のｽｶｲﾗｲﾝｸｰﾍﾟにも何度か乗った事がありますが、
　あれはﾍﾟﾀﾞﾙが重すぎて、自分には苦行でした…。)

ただ欠点があるとすれば、
それは異音、振動ですかね…。
ﾌﾗｲﾎｲｰﾙも同時に軽量品に交換した為、
ｴﾝｼﾞﾝ始動時はｼｬﾘｰﾝ！ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ…
ｸﾗｯﾁを繋いでもｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…
発進時はｼﾞｬﾀﾞも発生するし…
5速、6速でｴﾝｼﾞﾝ共振点(1800rpm前後?)に
入るとﾐｯｼｮﾝの共振で車内まですごい振動ですｗ
2000rpm以上回して共振させなければOK。

自分はｽｶｲﾗｲﾝをﾂｰﾘﾝｸﾞ&ﾓｰﾀｰｽﾎﾟｰﾂ用として
所有しているので全然問題ありませんが、
街乗りﾒｲﾝで使われる人には少々ｷﾂいかもしれませんね(汗)

しかし値段と性能、ﾌｨｰﾘﾝｸﾞのﾊﾞﾗﾝｽは最高の品だと思います！