前回、山越ルートでの串本到達を目指しましたが、寒さと空腹により断念。野迫川村で引き返えしてしまった経験から、今回は、海沿いルートでの串本到達を目指し再挑戦してきました。
このルートの場合、高低差はかなり抑えられ、何よりコンビニでの補給が所々で可能となります。
また、前回にも課題となった、“ゴールした後どうするか?”問題ですが、旅行支援割で宿泊代が40%割引となっているDAIWA ROYAL HOTEL に電話で確認すると、「例えばチェックインが深夜0時を超えることになっても、当日遅れることを連絡さえしてくれれば大丈夫ですよ。またロードバイクも部屋への持ち込みOKです」とのこと。
これで全ての憂いは無くなった。深く考えてもマイナスのことしか思い浮かばないので、次の日出発することにした。
朝5時14分に自宅を出発。走り慣れた道を走って、和歌山市への到着は10時01分。とっても順調に走ってくることができました。
しかしながら、ここから先は走ったことのない未知の道路となります。出発前に地図を見ていても、ここがとっても不安でした。
不安的中で、ここから白浜までが一番困難な区間となりました。この区間の42号線は交通量が多く、路側帯も狭いため、自転車に優しくない道となっています。
また命の危険を感じるトンネルを何箇所か通過せねばなりません。
さらにはバイパスとなる区間があり、軽車両通行禁止箇所があります。走るだけなのに体力・精神力が試される区間となりました。
白浜付近の通過は16:35。残り80kmとなりました。白浜から串本までの区間は、以前、往復路の走行を経験しているので、精神的に、軽やかに走ることができました。
日も暮れてナイトライドとなっていましたが、逆に車が少なくて、結構快適に走ることができました。
不思議と串本に近づくにつれて、情緒が乱れてきました。
もっとゴールはハッピーな気持ちになれるかな?と思っていたんだけどね。なんだろう?溜まっていた緊張感なり疲れが出てきたのかな。
そしてホテル到着が、21:15。想定していたより2時間早くに到着。
海沿いルートではあるけれど、前回断念したお家から行く串本到達(本州最南端)を達成した。
翌日、帰りは特急くろしおでゆっくり帰ろうと決めていたので、10時にチェックアウト。
切符を買いに串本駅に向かった。なんと自転車を置ける車両の一番後ろ側は全て満席。仕方がないので一番前の一人席を予約した。駅員さん曰く、「迷惑にならず自転車は置けるだろう」とのこと。
実際置いてみると、車両の自動ドアが自転車に反応して閉まらない。乗務員さんが来て「ここはダメ」なので、僕の後ろの二人席を用意してくれた。
ちょっと通路側にはみ出ちゃってるのと、足元が狭いけど、これで新大阪まで連れて行ってくれるのならば十分幸せだ。
12:21 串本を出発し、15:30くらいに新大阪に着いた。
特急に初めて乗ったが、通路を子供が走り回るわ、おじさん達が宴会をするわで、なかなか困難な列車旅であった。まぁ、自転車で帰ってくることを考えれば、なんてことのない事だけどね。
それと海側の方が景色が良いかなぁと思ったけど、そう思ったのは最初だけ。日差しが強過ぎて、結局ずっとカーテンを閉めたままだった。
そして新大阪で輪行を解き、淀川サイクリングロードを走って帰ってきました。
初めて電車輪行をしたけど、やっぱ気を使うよね。けどモンベルの輪行袋は秀逸です。未使用時は小さいし、輪行時は上から被せるだけなのでホント簡単だった。相変わらず後輪外すのと、元に戻すのは恐怖だけどね。
Posted at 2022/11/07 15:36:34 |
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