フロントガラス交換①

Keiのフロントウィンドーに突如走ったヒビ割れ。
身請けした時から助手席側のワイパー付近にクラックが入ってたのですが、それが何かがキッカケで一気に上部へ「ビシッ！！」っと逝ってしまいました(泣)

デアイサー(熱線)が悪さしたんだろうな～、と思ったのですが、スズキの整備士は「そんな事例はありませんねー」と否定。

しかし、

証言その①　元職場の板金修理工場社長
「あー、結構割れてるぞー。軒並み逝っちまってマイナーチェンジしたら熱線が装備されなくなったってのもあったな」

証言その②　隣のバイク屋さん
「ウチのプリウス、新車で買って三日目くらいにフロントガラスが割れたょ。ディーラーに問い合わせたらワイパーを倒しただけでも割れることがあるってさ。そんな車要らね～!!!諸経費差し引いてもイイから返品するってゴネたらタダで交換してくれた」


ん～、最近のクルマってガラスの強度が足りないんじゃね？

ま、いずれにしても当ガレージのKeiは10年10万kmどちらもオーバーしてますからメーカー保証なんて辞書に載ってません。

保障が無いんだったら好きにさせてもらいます。

俺は自由なんだ!!!

それに共感していただいたのか、お手伝いしてたクラシックカー博物館の館長さんが、

「廃車置き場にあるKeiから外していったら？」

と、フロントウィンドーの提供を申し出ていただきました。

うっほほ～いっ♪

いや～、ありがたいです。

そう思えるのはクルマ変態の冥利。

なぜかってぇと一般常識人は取り外し方が分からないって言うじゃありませんか。

まずは外すための道具を吟味します。

最初はホムセンで切り売りしてたワイヤーを使ったのですが、いささか強度が足りません。

本来はピアノ線を使うのですが、なんかもっと効率の良いモンは無いかい？

そんなある日、ふと立ち寄ったリサイクルショップでこんなもんが銀貨四枚で売ってました。

ギターコードのセットです。

ピアノ線と同じような強度を持つ上にギザギザしてるからノコギリのような切れ味になるんではなかろうか？

しかも６本セットが基本だからスペアが一杯で心強い。
ホムセンのピアノ線より割安です。

まずはワイヤーをウィンドーの接着部に捻じ込みます。

今回はマイナスドライバーを使いましたが、カッターの方がガラスへの負荷が少ないかな？

コードを通してギコギコやりますと、

よしよし、外れて来た。

なんと途中で館長さんが加勢してくれまして、割とアッサリ外せました。


②につづく。