ひび割れたゴムAピラーカバーを修理(防水クッションテープに張り替え)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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天気が良い日が続いたので、以前にフロントウインドウ周りをいじっていた際に見つけていたAピラーカバー裏のゴムがひび割れ、というかズタズタになっているのを直すことにしました。
写真のとおりですが、もうひどい状態です。
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運転席側の下半分ですが、ひび割れ状態です。4年半経過した車でこれになるとは。3年半時点でこうでしたが、ここから水が入っても特に問題ない構造のようだったので、しばらく放置していました。
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今回は、ちぎれたゴムを撤去して、この防水テープに交換します。ゴムがついた部品を購入することも出来るのですが、部品代がとても高いようで、先人たちがクッションテープで補修している事例をたくさん拝見しました。参考にさせていただきます。
このテープは発砲タイプのクッションテープで、対候性が高く、ボンネット内での浸水を防止するためによく使われているものです。今回は幅10mm×高さ10mm×長さ2mのものを用意しました。(実は少し前に購入していましたが、作業時間を取るのが億劫で先延ばしていました。)
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最初、Aピラーカバーを外すために、内側ピラーカバーを外す必要があるのではないかと思って、外してみたのですが、全く関係ないの事がわかりました。(笑)
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いろいろ調べてみると、写真でマイナスドライバーで刺している黒いプラ製部品を内装はがしで外すと、この裏に4本のトルクスネジがあるとのこと。
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内装はがしを上側から差し入れると、パキンパキンと取れました。下側から入れるとどうも外れなかったので、上側から入れるのがポイントだと思います。
上側のピラーに傷が入らないように、ビニルテープ等で養生しておいた方が良いと思います。
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これが外したカバーですが、ツメの具合が上側からアプローチすると外れやすい構造なことがわかります。
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そうすると、4本のトルクスネジが見えるので、これを外すと、ピラーカバーはプラクリップで止まっているだけなので、引っ張ればバキンと外れます。
その前に・・・。
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その前に、フェンダー上部の15㎝くらいのメッキモールを外します。
これがまた外すのにコツがいるのですが、上にひっぱるのではなく、サイドについているロックする部品を横向きに外してから、上向きに抜くと上手に取れます。無理に上向きに引っ張るとクリップが壊れます。
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ピラーカバーが無事に取れました。裏側からの写真ですが、部品は3つで構成されています。
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緩衝材になっている発砲ウレタン?っぽい部品を外します。
あまり上手に写真が撮れていませんが、要はクリップを包んでいる部分の部品のことです。
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このガタガタ具合。。。ひどいものです。BMWはホントにプラスチックやゴムの耐久性が低い。大抵のF型ミニのこの部品はこうなっていることでしょう。
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カッターでささくれたゴム部分を切り取ります。よく切れるカッターで平坦になるようにカットします。
カッターはやっぱりオルファ一択です。
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こんなかんじで平滑にし、パーツクリーナーで脱脂しておきます。
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そこにクッションテープを張り付けます。サイズがばっちりだったような気がします。
それに、このTRUSCOの「気密防水パッキンテープ」はとても品質が良く、外目で見た時も純正感があります。
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ウレタン状の緩衝材を取り付けると、テープが本当にシンデレラフィットだったことがわかります。まさに純正のような仕上がりに。
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ピラーの方も汚れがたまっていたので、雑巾でふき取っておきました。
この4つの穴にクリップがはまる感じです。
写真ではウェザーストリップを外していますが、外す必要はありません。私がAピラーの内張りを外したためにこうなっているだけです。
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腕やグローブが映り込んでわかりにくい写真ですが、完成したAピラーカバーを取り付けているところです。
クッションテープがいい感じでガラスに当たってくれます。
このテープは非常に柔らかいので、ボディー面への追従性がとても良いです。
(写真は助手席側のものです)
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外したトルクスネジを4本取り付けて、カバーをはめて完成。
助手席側も
素晴らしい出来栄えになりました。
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隙間もぴったりです。
純正のような仕上がりは想像以上でした。
このテープは防水でもあるので、機能性も高そうです。
(ただ、発泡性なので、汚れがたまるかも・・・)
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いい感じです。
といってもほぼ見えないんですけれどね。
自己満足に近い作業ですが、気になっていた部分でしたので、作業時間が取れてよかったです。
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特に何も変わらないクラブマン(笑)
それでいいんです。
こうして現状を維持していきながら大事にしていきます。
少し悩むところがありましたが作業時間は1時間と少しくらい。少々長い整備手帳となってしまいましたが、この部分の修理情報は少し情報が不足しているように感じたので、詳細を上げました。
Aピラー裏のゴムがバリバリになっておられる方の人柱になれたらと思います。
ODO:37,287km
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