Trueな ウッドパネル
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
Spit姉さんのクラッシュパッドが崩壊してしまったので、その修復を兼ねてコンソール周りをやり直しましょうって事で、TR3で味を覚えたウッドパネルへの換装を考える事に、、、
でも、うちのスピット姉さんの場合はメータパネルくらいしか換装できません。
Spitのmk3からはオプションのウッディパネル(=つまりイミテーション)が売ってたりするけど、mk2以前では鉄板パネルしか無いので、”木”の板を購入。ウォルナットです。チーク材と悩んだけど、ウォルナットの方が色が濃いみたいだそうですので、こっちにしました。
でもTR3もウッディ(木目調)だったんですよね~。それも中途半端な造作だったし。
2
木材は普通に買うと、ただの切りっぱなしなそうで、表面がガサガサなのでカンナを掛けます。
うちの爺さんに聞いてみたら、表面を磨くときはカンナじゃなくてオービタルサンダーでやるんだと言われたけど、、、て、コイツ絶対違うぜ! 爺さんはもうアレで、デマカセか気分でモノを言ってくる。昔はどうだったか知らないけど、今じゃもうまるでアテになんない。旋盤加工を頼んだときも「ミリとインチが違ってたよ~。削りすぎちゃったぜ~」だと。なんだそりゃ? 感覚で分かんねぇのか? ギャグのつもりかぁ?
で、しゃ~ねえんで、どうせ暇なら家にあるカンナを研いで暮れと頼んだら、ナマクラで寄越しやがった。自分で研ぎ直そうとしたら砥石が荒目じゃねーか。こんなモンで研げる訳がないだろうがっ! あぁ~水研機を処分するんじゃなかった、、、って。
仕方ないから新品カンナを購入。
購入時の板の厚さ5mmからカンナで刃先を調整しながら、3mm以下の薄さまで削ります。
カンナのあとの仕上げで表面を磨こうとしてオービタルサンダーを掛けたら却って荒れてしまったので、やっぱり素直に手ペーパーで磨き直します。手間は掛かりますけど、手を使えば表面状態がつかめるので、やっぱこっちが良いです。ホントうにカンナのウデがあればペーパー掛けは不要なんですけどね。
3
んで、ペーパー掛け後にワックスを塗って、一晩置いてみたら、
あら、綺麗!
綺麗!
ウォルナットって、いい色を出しますね!
ニスを塗ろうかどうしようかと思ってましたけど、木の風合いを残したいのでニスは無しで、定期ワックスとする事にしました。
年月を経ると木の中の油が表に染み出して来て良い色になると聞きましたが、3mm厚では無理でしょうね。せめて乾燥して割れない様にワックスを表裏両面に塗って置きます。
4
ウッドパネルはオリジナルの鉄板の上に被せるので、オリジナルに合わせて穴を開けて外形を整えますが、板が薄いので加工中に割れてしまう恐れがありますので、補強を施します。
補強はウッドパネルをオリジナルパネルと裏板でサンドイッチにしますが、しっかりと止めるためにネジ固定しますので、先にオリジナルパネルの図面を起こして、正確なネジ穴の位置を出します。これで裏板がフライスで製作出来る様になりました~って積もりでしたけど、やっぱ図面が1ミリくらいずれてました。
5
オリジナル鉄板を基にウッドパネルをトリミングします。
トリミングは加工中に力が余って板を割ってしまわない様に、ハンドルーターで削っていく方法が主体となります。
トリミングが終わったら、加工中に着いた引っ掻き傷などをペーパーで馴らしてワックスを再塗布します。
6
で、メータ類を仮組みしてみます。
悩みどころのひとつ目は取付けネジです。
ウッドパネルにデザインバランスの取れたネジが見つからないです。追々考える事としましょう。
ふたつ目はウッドパネルの色合いが少し安っぽい様に見えてしまう点です。日ごろはウッド調パネルとかに見慣れてしまっていますので、無垢のウッドでは少々品租に見えてしまうのかも知れないです。ニスを塗れば重厚さが増すのであろうと考えますが、やっぱリアルの木を生かしたいので、少々安っぽくても最小限の装飾で抑える事とします。
7
んでも、
まだまだダッシュボード周りの補修が残っていますので、ウッドパネルはひとまずここまでとします。
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