包丁を研ぎました。

実家の包丁類(刃物全般)は、父の存命中は、全て父が研いでおりました。

いつでも、包丁を軽く当てるだけで、毛が剃れる切れ味でした。

亡くなった後、母が「包丁…どうしたらいいかしら…」と嘆いておりましたが、奈良正倉院の宝物を一子相伝で修繕されている方が、たまに丁寧に研いでくださっているようです。

父は、日本古来の大工道具のコレクター。
亡き後、大工道具の博物館に、コレクションを全て寄贈しましたが、博物館の当時の館長さんに

『お父様の研ぎの技術は、玄人も見習うほど、群を抜いておられます。なのでお父様の名を汚さぬよう、維持していくのが、我博物館の課題と、物凄いプレッシャーです。』

と言われたことがあります。

習っておくべきだった…と後悔しています(笑)

凄い父上様です。

私は、自分で研ぐ事は、考えてもみませんでした。

なになに、奈良正倉院の宝物を管理されるている方に、研いで頂けるとは、どんだけーの、ご人脈も凄い。

加えて、父上様の日本古来の大工道具コレクションの寄贈に。

父上様の、最高の研ぎ技術を、館長さんに、絶賛お誉め頂けるとは、凄いお話しです。

習って頂き、私に、教えて頂きたかった。本物の砥石は高級らしいです。

私、刃物が好き、日本刀に魅了されます。

クソジジイさん、お疲れ様です。

包丁、料理人の魂とでも言いますか、料理に凝るとやはり道具にも凝りたくなりますね。
以前にも少しお話しましたが僕の実家は魚商売をしていましたので、出刃包丁は大小沢山ありました。
僕も知らず知らず包丁を握る機会が増え、実家に居る頃は砥石で自分で研いでました。
確かにクソジジイさんのお母様の様に僕の母も使ったあとコンロで炙ってました。
山口はフグの水揚げが多い土地柄ですので母もフグをよくさばいてました。
流石に僕にはそれはできませんでしたが、包丁１本で次々に鮮やかにさばいていくあの技は今でも凄いなぁって思います。
そんな母もオヤジの好物のナマコだけは
気持ち悪いと嫌がって祖母に頼んでました😄

あの包丁達、今はどうしたのか、勿体ないですが主人の居なくなった実家の片隅にひっそりと使われる事なく錆び付いてしまっていると思います。

ややこし屋オヤジ様のお話しは、興味津々で、魅力的です。

出刃包丁を、お研ぎなられるとは、羨ましい技量です。私、砥石は有るので、見習いたいものです。

母上様は、フグも、さばかれたとは、凄い事です。
我が町でも、フグが釣れますが、私は、リリースしています。私が調理したら、自殺行為(笑)。

お伝えいただいた、文章から、母上様の、鮮やかな魚さばきが、目に浮かびました。
母上様が、さばいた、魚、絶対に美味い。過去に戻れたら、私にも食べさせて欲しいです。

私、なまこ大好き、さばきながら、よだれが出る変態。もったいない、プロ仕様の包丁は、是非、手入れしてあげて下さいませ。

我が母は、自分の「つづみ鼓」を、愛好家に頂いて欲しいと言っていましたが、愛好家の知合を知らない、ネットで売るには、申し訳なくて、放置しています😢。

こんばんは。
趣味とは言え道具には拘りたい気持ちは良く分かります。
大切に使い切るのもプロの仕事なので、しっかり使う物を購入しましょうね（笑）。
お母様の包丁出て来たら嬉しいですね（笑）。

ご同感頂き嬉しいです。
久しぶりに帰省した、弟家族には、好きな物を、持って行ってと、形見分けしましたが。
両親の、遺品整理を迫られました。
父のスーツもゴルフ用品も、母の遺品も、処分できずにいます。今後の断捨離に悩みます。