巷で出回り出したハンコックの295サイズ!
装着マシンが好タイムをマークしてるとの実績も出はじめ、そろそろ考察の時期かと思いネタにしてみます!
そもそもタイヤを太くすればタイム上がるという単純なものではありません!
車重や荷重と深く関わってくる部分であり、荷重を理解せず、コントロールが出来ない環境下では宝の持ち腐れになりかねません!
わかりやすくいうと、自転車にバイクの太いタイヤ履かせて速いか?ってことです(笑)
あるところまでは速くなりますが、必ず境界線があります!
要はその境界線ギリギリの太さがベストという考えもできるのです!
では境界線を決めるのはなんでしょう?
はい!車重を含めたイニシャル荷重と、荷重移動量がキーポイントになります!
スノーラリーのタイヤをみてもわかるように、幅を小さくすれば設置荷重を上げれますので、グリップ増えます!
幅を広くすれば、接地面積が増えてグリップ増えます!
上記の接地面積と荷重は合反するものですが、グリップの総和は等しくなるという考えのもとになりたちます!
ホントはその理論は例外があり、そんな簡単な説明では終わりませんが、要はグリップの良いドライ路面なら荷重をかけることが出来るので幅広のほうがグリップ総和が高く、逆にアイス路面など、荷重をかけずらい路面は、接地面積を減らして接地荷重を高めた幅狭タイヤのほうがグリップの総和を稼ぎやすいということです!
タイヤには計算で出せますがあるとこまでは荷重に比例して摩擦力があがりますが、ある点からそれ以上荷重をかけても、摩擦力が増えなくなってくるポイントがあります!
当然、車重の重いマシンは軽いマシンにくらべ、太いタイヤでないと同じ摩擦力を出せません!
パワーがあるから太いタイヤが必要なのではなく、荷重が多いから必然的にそうなるのです!
FⅠがわかりやすい例で、あんな軽い車体なのに走行中は強烈なダウンフォースにて荷重がかかるので、あんなにタイヤが太いのです!
タイヤは太くすれば、デメリットも多数でます!
先ほどの荷重とグリップの境界ポイントを現状の走行状態の荷重が越えるなら、タイヤサイズを太くするとタイム上がりますが、越えてないなら細くすると逆にタイム上がるんです!
駆動方式によりますが、一輪でも荷重点を越えるなら、295サイズは武器になるのがそこです!
今年本格的なシェイクダウンになる④号機も、295を検討中ですが、コスト的には現状の17インチ255サイズの倍になりますので、もう少しデータ取ってみます!
まあ~もう納めるボディー加工は加工案が出来てますが(笑)
Posted at 2010/11/10 12:11:19 | |
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