株式会社和光ケミカル F-1 フューエルワン  

当ガレージのクルマにずっと使っている燃料添加剤（ガソリン・ディーゼル兼用）です。

1997年頃から普及したディーゼルエンジンの新しい燃料噴射技術「コモンレールシステム」により，排出ガスのクリーン化や燃費向上，振動低減など様々な恩恵を受けることが出来るようになりました。

当然「SKYACTIV-D」の燃料噴射装置にも「コモンレールシステム」が採用されています。

コモンレールシステムとは高圧の燃料噴射システムで，燃料をシリンダーに噴射する前にコモンレールという筒の中に超高圧で貯めておき，コンピューター制御で最も燃焼効率が高まるタイミングで噴射します。

排出ガスのクリーン化や燃費向上，振動低減など様々な恩恵を受けることが出来る，精度の高い制御が行える「精密制御機械」と言えますが，精度の高い制御が行えるということは，微細な汚れが大きなトラブルに繋がり易いという側面を合わせ持つことにもなるようです。

コモンレールシステムでは，燃料である軽油に超高圧・高温という負荷が掛かりますが，これが原因で従来の汚れとは異なるラッカー状汚れをインジェクター内部に発生させ，不具合の原因となることが知られて来ました。

少し前のクリーンディーゼル車で，走行距離が増えて来るとインジェクター系のトラブルが出てくると聞いていたので，「予防保全的に」インジェクター洗浄用の添加剤を投入を検討していました。

添加材メーカーのワコーズさんからは，インジェクター洗浄専用軽油添加剤が発売されているのですが，用途が大型ディーゼル車や建機用と言うことで，少々効き目が強そうなので躊躇しました。

ネットで検索した結果，従来のクリーンディーゼル車（トヨタのハ○エース）等で効果があると言うのと，メーカーの裏付けは取れていないながらもDPFに影響がないと言うことが決め手となり，当ガレージがずっと投入しているワコーズさんのフューエルワンを投入しました。
（当ガレージでは，常に1～2本ストックしています）

走行距離が少なく，（当然）不具合が発生している訳でもないので，効果のほどは全く判りませんが，そもそもの目的が「予防保全」なので全く問題ありません。

2回目以降の投入は5,000kmごとを予定しています。

■メーカーHPより

ガソリン・ディーゼル兼用燃料添加剤。

高性能清浄剤PEAの作用により、燃料に添加するだけで燃焼室・吸排気バルブ・インジェクターなどに堆積したカーボン・ワニス・ガム質などを除去し、新車時のエンジン性能を取り戻します。

また燃料の酸化劣化や燃料タンクの腐食を抑制します。

2～3回の連続使用が効果的です。

添加量 燃料30～60Lに1本を使用。
※燃料が30L未満の場合は1%を超えないように添加してください。



関連情報URL：http://www.wako-chemical.co.jp/products/recommendation/F-1.html