外装のノーマル戻し作業　その1（FD3S RX-7 Type-RB）

縁あって、2019年の夏に当ガレージにやって来たFD2号機。

すぐに交換できるホイールとタイヤはともかくとして、個人的にはエアロボンネットと、GTウィングがどうにも気に入りませんでした。

特にエアロボンネットの裏側は未塗装で真っ黒のままだし、表面の塗装も6型のピュアホワイト（A3D）ではなく、5型までのシャストホワイト（PT）になっていて、ボンネットだけ微妙に色味が違っていました。

最近のフラットタイプとは言え、ボンネットピンも気に入りません。

GTウィングは、発売後すぐに廃盤となったAutoExeさんのものでしたが、自家塗装したと思われる表面はザラザラのサメ肌（笑）

塗装だけの問題だったら、サクッと塗り直せばよいだけの話ですが、基本的に見た目はノーマル風にこだわりたい僕にとっては、何とかしたいところでした。

クルマを手に入れてすぐに、純正ボンネットとリアスポイラーを探し始めたんですが、リアスポイラーはともかく、ボンネット等の外板部品は新車時の塗装が一番強いし、何よりも塗装代を節約することをねらいとして、できるだけ同色の物を探しました。

ピュアホワイト（A3D）は6型しかないのでタマ数が少なく、出ても僕の金銭感覚では超高価・・・

お友達の情報提供のお蔭もあって、ボンネットは比較的リーズナブルかつ程度のよいものが落札できました。

既に新品は手に入らなかったリアスポイラーは、ネットオークションで同色の中古品を落札しました。

5型以降の可変式リアスポイラーは相場も高く、特に6型のはタマ数も少ないので、一時は形の似ているマツダスピードのタイプ2ウィングの中古を買って塗装しなおそうかとさえ思いましたが、ここで下手に妥協すると後々後悔しそうなので純正にこだわりました。

今回、ここに一番お金が掛かっています。

同色の部品が手に入ったので、さっさと交換すればよいだけの話でしたが、リアウィングを取り外し穴の板金塗装と、新たな取付穴をあける必要があったので、なかなか着手出来ず・・・。

部品入手から半年経過して、ようやく知人のクルマ屋さんへ入庫の運びとなりました。

作業風景

届いた純正アルミボンネットは、裏側の見えないところにキズがある程度で、比較的状態が良かったので塗装はせず、そのまま取り替えてもらいました。

また、リトラカバーの取付部の一部が欠損していたのが気になっていたので、この際思い切って新品に取り替えることにしました。

リアゲートに付いていたGTウイングは取り払って穴を埋め、新規に純正リアスポイラーの取り付け穴を開けて塗装してもらいました。

リアガラスを外して塗装すればより綺麗に仕上がりますが、ガラスを外す手間賃も余計に掛かるし、今回は妥協してマスキングで対応。

僕のFDはベースグレードのType-RBで、リアワイパーもウォッシャーノズルもないのでスッキリしています。