2016年10月20日
洗車に始まり洗車に終わる。
車両美装は洗車に始まり洗車に終わる。
これはプロ中のプロの常識として言われている事でありますが
長らく車と関わっているともっともな事だと理解できる。
なぜ洗車しない主義になったかというと、洗車は極めて面倒だからであります。
「洗車傷」
これは間違った洗車方法によるものでありますが、間違ったつもりは無くとも「洗車方法を知らない」という事があります。
さらに洗車傷が付くことを「自然現象」と思考停止し、妙な艶出し剤にのめり込む。
傷隠蔽性だけの物を「凄い艶が出る」と有難がるが、耐久性が無くせっせと消費しメーカーのいいカモとなる。
日本は国の中に様々な気候が存在する特殊な地域でもあるが地域差を無視した洗車方法を、さも全国で通用するかのように喧伝するプロ(モドキ)も居る。
酷いのになると
「高圧スプレー洗車は塗装を痛めるので使ってはならない」
と喧伝したりする。
凄い超高圧スプレー、もしかして細く出すと鉄板すら切断できるような代物なのか?業務用なら有るのかもしれない。
しかし、一般家庭用の高圧洗車機で塗装にダメージは無い。
未開の地である北海道では季節によりとにかく泥が厚く張り付く。
乾いてしまえば水道を掛けて流せるわけもなく、これをどう落とすかが運命の分かれ目となる。
スポンジやマイクロファイバータオル、あるいは高速洗車機に突入させると、粗いサンドペーパーを挟んで擦ってるのと同じだ。
それで高圧スプレー洗車の出番。
家庭用では塗装がちょっと曇ったような薄皮汚れ状態まで落とすのが限界。しかしこれがいいのだ。
薄汚れまで完璧に落とすスプレーの危険性はちょっと考えれば判るはず。(そんな物があるかどうかは知らない)
次にスポンジやマイクロファイバータオルによる洗車に移る。
残った薄汚れに目視傷の原因となる大きな石英粒子は無く、せいぜい細目コンパウンド程度の粒子。しかしタールやピッチを粘着剤として大きな粒子が残ってる可能性があるので一擦りで落とすほどの力を入れてはいけない。
触れる程度の力加減。屋根やボンネットは洗剤溶液を含んだタオルの重さだけで擦る。
以上が洗車方法。
応用編をちょっと考えれば、未開の土地ではなくとも高圧スプレー洗車機の重要性が判るはず。
ブログ一覧 |
車両美装 | 日記
Posted at
2016/10/20 19:57:11
タグ
今、あなたにおすすめ