ユーザー車検四回目 (広島・軽自動車検査協会編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ソニカを購入してから丸8年・・・四回目の車検の時がやってまいりましたので、2/24(金)に有給休暇を取って、安定の(笑)ユーザー車検に挑戦してきました。
・・・の前に・・・
今回の車検に向けて、2/11(土)に下回り等の点検をした際に以下のような不具合が見つかりました。
○右前輪タイヤにコブあり
→以前から見つけていた所だが、タイヤのサイドウォールのワイヤーが切れたようで、このままの状態では車検に通らないどころか、バーストの危険性が非常に高まるので、要交換。
○タイロッドエンドのブーツの破れ
→これまた右側で、グリスダダ漏れ状態でしたので、ブーツ交換が必要。
まずは、これらの不具合を解消しないことには、車検に通らないので、
・タイロッドエンド自体の交換(以前GMB製のものに交換していたので、純正相当のブーツが使えないのもあり、タイロッドエンドそのものをGMB製の新品にリプレイス)
・タイヤも4輪とも交換
(時間的・資金的余裕がなかったので、とりあえず安めですぐに交換してもらえる店頭品の新品に車検当日の午前中に交換)
・光軸調整
(毎回やっているが、協会に出向く直前に、同じ敷地内にあるテスター屋に出向いて調整してもらう(今回もロービームは光量が足りなくて、ハイビームで調整してもらいました))
と準備して、当日の車検に挑みました。
・・・話を戻して・・・
ユーザー車検自体の大体の流れは以前の車検時の整備手帳(
https://minkara.carview.co.jp/userid/2396486/car/1902874/4120192/note.aspx)
とほとんど変わらずです・・・が、手数料が改定されており、実質の値上げとなっていました。
それについては、この整備手帳の手数料の支払いの部分に記載しておきます。
毎回同じ事の繰り返しですが、過去三回の車検時の流れを、備忘録として整備手帳に詳細に書き残しておいたおかげで、当日はこれが「バイブル」となり、検査が非常にスムーズにいきました。
毎回言ってることですが、やはり記録として残すことは大切だなと実感しました。
##### ここからスタート! #####
軽自動車のユーザー車検は、各都道府県の「運輸支局」ではなく、
「軽自動車検査協会」
で受けることになります。
(補足:軽自動車の場合、基本的に管轄以外の検査協会でも車検は受けられます)
ここでは、そのやり方を備忘録として(変更点を含めて)記録しておこうかと思います。
※他都道府県では細部が違うかもしれませんので、あくまでも広島での受検の例ということでm(_ _)m
①前日までに、軽自動車検査協会の検査予約システムで予約します。
https://www.kei-reserve.jp/pc/index.html
(PC)
https://www.kei-reserve.jp/smart/index.html
(スマホ)
「継続検査」選択
↓
都道府県・事務所選択
↓
受検日時選択(日付・ラウンド(1~4ラウンド)
↓
車両番号(ナンバープレートと同じ)・車検証の有効期間の満了する日を入力
という流れで、受検日の予約を行います。
2
②予約日当日
広島の場合は、運輸支局と同じ敷地内にある、
『軽自動車検査協会 広島主管事務所』
に出向いて受けます。
(もちろん、他都道府県の主管事務所でも問題ないはずです)
☆受検に必要な書類☆
●事前に準備
・現在の自動車検査証
・自賠責証書(新・旧)
※新は当日の事務所内でも加入ができるので、当日でもOK
・軽自動車税納税証明書
・点検整備記録簿
※受検後に法定24ヶ月点検整備を受ける場合は用意できないが、検査場にて車検後に「あと整備」する旨を伝えれば、無くても受検できる。
(法定なので、安全のためにも車検後に必ず整備を受けましょう!!)
●受検当日、事務所で渡される書類
・軽自動車検査票
→検査場での結果等を記入してもらう用紙
・継続検査申請書
→これがOCR用紙
・自動車重量税納付書
→重量税分の印紙を貼る
3
③ユーザー車検の書類系の手続きを行うために、「軽自動車検査協会 広島主管事務所」建屋内のユーザー車検受付窓口(25番窓口)へ行くと、窓口の所にユーザー車検用に書類一式が纏められて置いてあるので、それを取ります。
※纏められている書類一式は、前述の
・軽自動車検査票
・継続検査申請書
・自動車重量税納付書
ただ、前回一緒に纏められてた
・軽自動車の継続検査手続き案内
・受検に際しての注意事項
・申請書類の記入例、及び窓口順序の書かれたユーザー車検の案内
については、今回のセットの中には入っていませんでした。
なので、案の定申請書等の記入漏れが見つかり、指摘をうけてしまった(笑)
ユーザー車検が増えてきているのに、非常にわかりやすい案内書類がなくなってしまったら、みんな迷うよ?・・・と不親切さを感じずにはいられなかったです(笑)
④各書類に必要事項を記入していきます。
※以前は「ボールペンで記入する部分」と「鉛筆で記入する部分」があったのですが、現在は全て「ボールペンでの記入」に変わっています。
4
⑤窓口手続きを進めていきます。
~窓口の流れ~
25番(主管事務所建屋内 ユーザー車検受付)
→最初の受付(申請書等の受け取り)
↓
【隣の建屋((社)広島県自動車整備振興会 広島本所)内)に移動】
↓
23番(検査手数料払込窓口)
→車検証他、25番で渡された書類を見せて、検査手数料等(1800円+400円)を支払う
###ここが前回からの変更点なので、詳細を記載しておきます###
※内訳
・検査手数料:1800円(令和5年1月1日に改定されたそう)
・技術情報管理手数料:400円(令和3年10月1日から追加された手数料)
◆技術情報管理手数料とは(以下、軽自動車検査協会のHPより抜粋)
・検査申請の際に、(独)自動車技術総合機構に支払う法定手数料(一律400円)
・同機構において、自動車の電子的な検査(OBD検査)に必要な技術情報の管理や、軽自動車検査協会等が利用する情報システムの運用を行います
だそうです。
なんで勝手に情報システム化したものを運用する費用を我々が負担しないといけないのか?と、腑に落ちないところもありますが・・・まぁ払わないと車検を受けられないので払いますがね・・・
↓
15番(重量税払込窓口)
→車検証を見せて、重量税(今回は13年超なので8200円)を支払い、印紙を購入して、自動車重量税納付書に印紙を貼る(忙しくないときは、受付の方が貼ってくれたりします)
↓
11番(商工組合窓口)、もしくは20番(軽自動車協会総合案内窓口)
→新しい自賠責保険への加入を申し込み、保険料(24ヶ月:19730円)を支払って、新しい証書を発行してもらう。
※既に新しい自賠責保険に加入済みの場合は必要ありません。
↓
【最初の建屋(主管事務所)へ移動】
↓
25番(主管事務所建屋内 ユーザー車検受付)
→予約したラウンドの受付開始時刻になったら、最初の受付窓口に再度出向き、揃った書類を見せて確認してもらい、いよいよ検査場(24番)へ。
※この時「ユーザー車検が初めて」「ユーザー車検に不慣れ」の旨を再度伝えること。そうすると、
・検査場(24番)への入り方を指示される
(必ず1番レーンにと指示)
・「誘導」と大きく書かれたラミネートカードを渡される(ちなみに今回はクリアファイルに入ったものでした)
・それをダッシュボード上に置くよう指示される
(これで検査場内では係員が一緒に付いて、作業を一つ一つ教えてくれる)
今回は、直前に残っていた整備(タイヤ交換)があったので、午後二の4Rにしていましたが、4Rの受付開始時刻より早く着いて、先に書類記入、支払い系の作業を終えていたので、ここでは、諸注意を言われただけで、あとは特に何もなく、受付後に提出した書類一式と「誘導」表示カードを渡されただけでした。
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⑥各種書類を持って車に戻り、検査場(24番)への列に並びます。
※2つのレーンがあるが、受付での指示の通り、1番レーンへ並ぶ
※古い定期点検のステッカーや、吸盤でフロントガラスにくっつけている御守り等、フロントガラスの視界を邪魔すると思われるものは、この時に全て剥がしておく(うちの場合は、ポータブルナビやスマホホルダーも外しておきました)
※1名乗車(つまり運転手のみ)でしか受検できない
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⑦いよいよ検査場にて各種検査を受けます。(ここは前回、前々回と変わりないのですが、一応記述しておきます)
~検査場の流れ~
◆検査場入場手前にて検査員による事前検査
入場手前にて、検査員による
・外観チェック
・車検証と車体番号(刻印)との同一性チェック
・ボンネット内のチェック
・機器類(ホーンやウインカーなど)の正常動作チェック
が行われる。
※この時、
・車検証
・軽自動車検査票
・継続検査申請書
・自動車重量税納付書
・点検整備記録簿
を一式渡し、ボンネットを開ける。
※点検整備記録簿がない(受検後整備)場合
→この時に必ず聞かれるので
『車検後に「後(あと)整備」します』
と伝えること。
|
|(検査場入場)
↓
◆排出ガスの検査・記録
「誘導」表示カードを見て、ここから検査員が1人一緒に付き添って教えてくれます。(書類も一式渡しています)
排出ガス測定器のプローブ(測定用の針状のもの)をマフラーに突っ込んで、排出ガスを測定・検査を行う(この作業は自分で行う)
合格したら、軽自動車検査票を記録器に入れて、結果を記録(これは検査員がやってくれました)
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↓
◆サイドスリップ検査
・ハンドルをまっすぐにした状態で、サイドスリップテスター上をゆっくり通過します。
(前回はここで引っかかりました)
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↓
◆スピードメータ、ヘッドライト、ブレーキの検査
・スピードメータテスタに載って、スピードメーターが40km/hになるまでアクセルを踏んで、40km/hになったらパッシングして合図して判定
・Nシフトに入れて、正面の表示器に「フットブレーキを踏む」と表示されたらフットブレーキをゆっくり踏んで判定
・同じく正面の表示器に「駐車ブレーキをかける」と表示されたら、駐車ブレーキをしっかりとかけ(ソニカの場合はしっかりと奥まで踏みこんで)判定
・Pシフトに入れて駐車ブレーキをかけ、エアコンオフ、フォグランプオフの状態でヘッドライト(ロービーム)を点灯させて機器にて判定。
その後、ライトの上半分を紙などで覆って、ハイビームを点灯させた状態で機器にて判定
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|
↓
◆下回り検査
・ドライブオンリフト上に移動させ、Nシフトにし、駐車ブレーキをかけて、エンジンをきり(ただしACCの位置にしておく)、リフトアップ。
・リフトが最上部まで上がったら、目の前にある表示器の指示に従い、ステアリングをまずは右に目一杯きって、少し戻したりまたきったりをし、その後左に目一杯きって、同じく少し戻したり切ったりをし、検査員が下回りの目視検査、打音検査を行う。
・リフトが下がる最中に、ステアリングをまっすぐに戻し、リフトが完全に下がったらエンジンをかけ、灯火類(ウインカー・ブレーキランプ、バックランプ、ハザードランプなど)の点灯チェック、ホーンの動作チェック、ウォッシャー、ワイパーの動作チェック等を行う。(今回はこの作業がリフトアップの前に行われました)
ここまでで全ての判定が「○」であれば、これにて検査は終了。
検査員から結果を記録された書類一式を受け取り(このとき「誘導」表示カードは回収されます)、検査場を出て駐車場へ。
検査員から結果を記録された書類一式を受け取り、検査場を出て駐車場へ。
今回は・・・お見事一発合格!(^ω^)ヤッタァ!
無事合格したので、検査場作業終了後に書類一式を最初の25番に提出します。
但し、提出する際に、書類の重ね順の指定があるので要注意です。
順番(上から順に)
①軽自動車検査票
②車検証
③継続検査申請書
④自動車重量税納付書
⑤自賠責保険証書(新・旧とも)
⑥軽自動車税納税証明書
⑦点検整備記録簿
この順で重ねて、クリップで留めて、提出箱の横にある、番号札付きのクリアファイルに入れて、提出箱に提出。
提出して10分ほどで、新しい車検証と検査標章(シール)、提出していた自賠責証書(新・旧)、軽自動車税納税証明書を受け取りました!
※ちなみになのですが、私のように当日新しい自賠責保険に加入する場合、先の「窓口の流れ」の際のタイミングでもOKなのですが、検査場での検査が合格し、この最後の書類一式を提出する直前のタイミングでもOKだそうです。
(要は最後の書類一式の提出の際に、新・旧両方の自賠責証書の提出が必要であるため)
今回は前回同様、受付前の各種支払いの際に新しい自賠責保険に加入しておいたので、最初の書類提出から新・旧の自賠責保険証書を添付していました。
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駐車場に戻って、新しい検査標章(シール)に貼り替え、四回目のユーザー車検も何とか終了。
これでまた二年ほど、ソニカとつきあい続けることができるようになりました(^o^)ヨカッタヨカッタ
お疲れ様でしたm(_ _)m
総走行距離:180720km
前回検査時が116100kmでしたので、2年で約65000kmも走ってる・・・過走行も過走行じゃん!(T_T)
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今回の費用
検査
・検査手数料 2200円
・自動車重量税 8200円(13年超の為)
・自賠責保険(24ヶ月) 19730円
◎計:30130円
※整備手帳には記入していませんが、検査前にテスター屋で光軸調整だけしてもらってます
光軸調整 3300円
締めて合計:33430円
★各種整備用部品やタイヤ交換にかかった額は以下の通り(税込)★
・タイロッドエンド(GMB製)
0706-0211(右用):2594円
0706-0212(左用):2594円
・ダイハツ(純正)ロックナット
90041-77011 2個:306円
(上記の2つはモノタロウで購入)
・タイヤ
KENDA KOMET PLUS KR23A 4本セット:26900円
(交換費用(取付、バランス、バルブ交換、廃タイヤ処分等)全て込み)
次回は2年後・・・まだまだ乗りたいから何とか保って欲しい・・・(不安しかないけど・・・(;^_^A)
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