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佐賀に運慶・快慶の慶派の流れをくむ仏像があると聞いて小城市の円通寺へ

小城では最古の寺院だそうで650年創建と伝えられている

木造持国天立像・木造多聞天立像が佐賀県重要文化財に指定

ネットで画像を見ると引きの画像が多く、ちょっと行ってみるかということに

行って良かった。



木造持国天立像　1249年　湛幸・湛誉作

それほど慶派に詳しくない自分でもそれとわかる迫力のある仏像さんでした。
目には水晶がはめられています。
貴乃花 優勝の時の鬼の形相の様でカッコいい



木造多聞天立像　1249年　湛幸・湛誉作

両方とも165cm程度で餓鬼を封じ込める形で台座込みの高さは2m近くあり迫力があります



円通寺


お寺の方に一声かけて所蔵庫へ案内してもらいました

佐賀県重要文化財　木造持国天立像・木造多聞天立像



裏側に回って鑑賞できるのが、良い所



金箔がまだ残ってますね。保存状態が良いんでしょうね。



多聞天立像も金箔が残ってます。

この像がつくられた1294年、それを遡ること20年、元寇と言われるモンゴル・高麗から侵略があり、3度目の侵略を恐れ仏師を九州まで呼び寄せてこうした仏像を作らせたようです。仏像を造り戦勝祈願したとされ、北部九州には慶派の流れを汲む仏像が点在してます。

風速70ｍの風が吹くそうで、どんな準備がいいのかさっぱりわからない中

朝から、とにかく窓ガラスが割れないようにとテープを買い込み、ドラッグストアで段ボールをたくさんもらってきて、簡単に割れないようにテープでぐるぐる巻きにしてみました。網戸が外れやすいのでテープで固定したほうがいいと思います。


70ｍが想像つかないので、簡単に吹き飛ばされるのか。どうなることやら。

一応最悪は２階の屋根が飛ばされるかもね、と話してます。そん時は風呂場かトイレに逃げてねと
保険の確認と・・・　

ペットボトルを凍らせていまのうちから準備。最悪停電時の保冷材に。
水は沢山汲み置き準備。
スーパーは朝からどこも混雑してます。停電が長引くことを心配しているのか火を使わずに済むパンがすっかりなくなってます。


そんな中COVERITE (カバーライト)の車のカバー固定紐がちぎれてました。
案外材質が日光で弱るのが早いんじゃないかしら。
紐で固定しなおす。

近所も皆さん朝から戦時中みたいに窓がテープで割れないように補強してました。
九州にお住いの皆さま、お気をつけて。