クリーン作戦の朝

今日は朝から、地域でのクリーン作戦がありました。クリーン作戦とはいっても別にみんな集まって何かをするわけではなく、それぞれの家庭が自分の家の周りの草抜きをしたり、溝掃除をしたりするものです。

ただ、手の空いた人たちは公園へ集まって掃除をしたり道路沿いの道の草や溝のごみを集めたりしていきます。
いつの間にか始まっていつの間にか終わるという「お気軽」な感じの行事です。ただ役員の人たちが回ってきてくれて「専用のごみ袋」を配ってくれたり、自治会でもっている草刈り機で広い場所の草を刈ってくれたりしています。

うちでも朝から家の横の落ち葉を集めたり、捨てられっぱなしになっている瓶やペットボトルを集め、道路沿いの雑草抜きをしていました。
やっていてふと思ったのですが、数年前に比べて「子供巣連れで掃除をする人の姿」が格段に減ったようです。確かにみんな大きくなって部活動に行ったり、もう親と一緒にクリーン作戦には参加しなくなるような年になったのかもしれません。
それに日曜日なので「家族でお出かけ」というところもよくあるようです。

まあ、参加は自由であり、強制力のあることではないので「するしない」は各家庭の自由です。それもいいとは思うのですが、やはりこの町も「年寄りばかりが集まって掃除をするような街」になってきつつあるのかなぁとふとさびしく思えてしまいました。
それでも朝掃除をしながらお向かいのおじさんと、「最近近くで痴漢の被害が出ているらしい」などという世間話をするのも、まあ悪くはないなぁと汗を拭きながら思いもしました。しかし何やら自分も年を取ったのかなと後になって考え込んでしまった日曜日の朝でした。