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先日、ある北関東の温泉に行って来ました。
その日は疲れが溜まっていて電車で寝て行こうと思っていましたが、窓から見えるのがまるで『まんが日本昔ばなし』に出てきたような素朴な里山の風景で、つい見入ってしまいました。
残念ながら雨降りでしたが、それがまた風情を増していて、物語に出てきそうな景色が続きます。

温泉に着いても雨はやまず、山々には霞がかかっていました。
そうなるともう神秘的ですらあります。
露天風呂からその景色を眺めるのは最高で、私はのぼせやすいのですが、いつまででも浸かっていたくなりました。
硫黄の臭いは、雨に濡れる土や森林の匂いと混ざるととても良い匂いに感じます。
リフレッシュとはこういうことを言うんだなと思いました。
宿から出歩くことはほとんどありませんでしたが、晴ればかりが旅の味方ではないなと実感できる癒しの旅になりました。

関西から佐賀までサッカー観戦に行きました。
Ｊリーグのクラブが佐賀にあって、その試合を見るのと、帰りに佐賀周辺を観光しようと決め、家族で行きました。
初日は移動をして佐賀のホテルに宿泊します。
ホテルには温泉もあって、お風呂からあがったあとは和室で会席料理。
妻と娘と３人で来たのですが、久しぶりに温泉宿でゆっくり出来ました。

次の日は１日別行動です。
サッカーは私しか興味は無いので、妻と娘は別行動。
私は昼からサッカー観戦、妻と娘は佐賀のスパとエステを楽しむようです。
お金は断然エステの方がかかりますが、普段の家族サービスから離れてエステを楽しんでくれるのなら安いものです。
僕も家族から離れて１人でサッカーを観戦できることに、めちゃくちゃハイでした笑。

鳥栖にスタジアムがあるんですが、鳥栖って佐賀といっても福岡のくぼみにある感じなんですよね。
地元の人も鳥栖だけは福岡とも佐賀ともつかない微妙な立ち位置なんだそうです。
そんな地元の人の話を聞きながら、佐賀市内から電車に乗って聞きながら鳥栖まで向かいました。

鳥栖スタジアムはサッカー専用のスタジアムで、初めて行きましたが歓声がすぐ近くで響くのですごく臨場感があります。
試合が始まると、前半は完全に鳥栖のペース。
うーんこりゃヤバいなぁと思っていると案の定失点してしまいます。
こういう時ってアウェイの応援は凹みますねぇ。
ホーム全体が歓声に包まれて完全に向こうペースです。
前半はなんとか１ー０で終了。

そして後半。
うちのチームの選手は後半開始から２人交代し、そこから流れが変わりました。
攻撃は相変わらず攻めこまれますが、うちのチームもカウンターが効果的にハマるようになってきました。
そして後半の２０分に同点。
全く知らないサポーターの人とハイタッチとかして喜びました。
ああいう時って、地元から鳥栖まではるばる応援しに来ているという団結感が生まれますね。
結局試合は１ー１で終了。
でもアウェイでゴールも見られて、十分な結果でした。

その日ももう１泊佐賀のホテルに宿泊して、３日目は３人で佐賀観光を楽しみました。
佐世保までは行けなかったですが、佐世保バーガーを食べました。
娘の顔ほどの大きさくらいあるバーガーを３人で分けてちょうどお腹いっぱいくらい笑。
やっぱり本場は違いましたよ。
たまにはこういう旅行もいいですね。
特に別行動の部分が・・。