2020年06月07日
最近の若手見てて思うこと。
応用が利かないっていうか、答えばっか先に
追っかけるから、こんな脳味噌構造になるんじゃ
ないかと思う。
例えば。
手元にさ、10Ωの抵抗器が100個あります。
だけど、欲しいのは 8Ωって抵抗値。
通常 5%~10% の誤差はあるので、この 100個
ある 10Ωの抵抗を使って、目標の値を何とか
実現したい、、、ってばあい。
最初に考えるのは、目標値の範囲ね。
最大誤差 10%を認めてるので、7.2~8.8Ωに
入ればOKとなる。
一番簡単なのは。
1.出来ません、無理です。
→あのな、出来るから聞いてるんだよ。
脳味噌をくさや汁で洗って出直してきな。
次が
2.10Ω x 8 で 80Ωを10個作成し、全て並列
接続する。
→うん、小学生レベルだぬ、だけど、トータル 80個
も抵抗使うのかい。
半田付けだけで疲れそうだぬ。
次からは、回答が複数出て来るんで、基本的な
考えかたね。
たぶん、中学校の物理だかで習ったと思うのだけど
抵抗値の計算ね。
抵抗 R1、R2があった場合。
直列の場合は単純に R1、R2の和となり
Rx = R1 + R2 となります。
並列の場合、 R1 = R2 の条件の時のみ
Rx = R1 / 2
となります。
R1 = R2 が成立しない場合(殆どがコレだけど)
Rx = 積 / 和
となり、数式では
Rx = (R1 * R2) / (R1 + R2)
となります。
よって、10Ωを二個並列にした場合は
Rx (10 * 10)/(10 + 10)
= 100 / 20 = 10 / 2 = 5 / 1 = 5
となります(途中の通分まで書くなんてなんて
優しいんでしょう(笑))。
で、この計算式を駆使すると。
10Ωに30Ωを並列にすると、7.5Ω
10Ωに40Ωを並列にすると、8.0Ω
10Ωに50Ωを並列にすると、8.3Ω
10Ωに60Ωを並列にすると、8.6Ω
10Ωに70Ωを並列にすると、8.7Ω
って、±10% に対して、五通りの回答が出て来る。
一番良いのは中心値にドンピシャの
『10Ωに40Ωを並列にすると、8.0Ω』
ですね。
んじゃ、必要とされる抵抗の素子数(何個
必要かってこと)はって言うと
『10Ωに30Ωを並列にすると、7.5Ω』
が、合計 4個で実現出来てる訳です。
そんな訳で実情と付き合わせて考えるのですが。
最近の若手は、これが出来ないんだよなぁ。
なまらハゲのオデだって出来るのにさ。
有名大学出てるのに、何故こんな事が出来ない
んだろうね。
なんかね、変態プレイを夢見てる
童貞クンを連想してしまって、大丈夫か
オマイラって思ったです。
勉強した環境が恵まれ過ぎていて、ないものは
組み合わせて作るってルーチンが欠如しちゃってる
感じがする、、、ね。
、、、、オデも髪の毛ふさふさを夢見て
いるのですが、実現するかどうかは、不明で、、、つ。
Posted at 2020/06/07 22:12:30 | |
トラックバック(0) |
デムパ | 日記