【ECU】MAF Sensor Scaling 調整
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
私のROMはOpen Loopばっかりで、ロクにA/F Correctionのロギングができないため、一旦、ノーマルROMに戻した。
で、RomRaider LoggerのMAF測定を行った。
2
RomRaiderによる、MAF Sensor Scaling自動マッピングをそのまま適用するのはリスキーに思えたので、この自動マッピングによる値の増分を見て、この増分より少し控えめな増分値となるよう、MAF Sensor Scalingをマッピング。
3
これが増分(低MAF電圧周辺)。
エアフロセンサのコンディションやインジェクタなんかにも左右されるので、一概には言えないけど、少なくとも私のB4では、HKSのリローデッド(キノコ)をエアクリに採用した状態ではこんな感じでMAF Sensor Scalingを増やしてやるのが良いみたい。
4
これも増分(中MAF電圧周辺)。
高MAF電圧エリアは、良くわからない。
Scalingの増分を、MAF増大に比例して大きくとるべきかもしれないが、あんまし冒険もしたくないので、「+0.24」をオフセットとして増分してやった。
5
十分に試運転した後のLearning View。
(※ちなみにROMは、ノーマルではなく、私のチューンドROMに対し、MAF Sensor Scalingを適用したもの)
0 - <5.60のA/F Learningは今まで、+7~9ぐらいだったが、0.70に収まっている。
大成功。
6
ただし、A/F Learning = 0.70で安定しているワケではなく、実際には -2.34 ~ +2.34 をウロついている。
まあ、でも0を中心にウロつくので、かなりMAF Scaling補正はイケてるんだろう。
7
Open Loopでしか評価できない、高MAF領域のSensor Scalingをどう評価すべきか・・・・・という問題だが、最近、RomRaider Loggerを眺めていて、
「Primary Open Loop Map Enrichment (4-byte)* (estimated AFR)」
「Primary Enrichment Final (4-byte)* (estimated AFR)」
というロギング項目を使えば評価しやすいことに気づいた。
これらは「目標A/F」で、「A/F Sensor #1 (AFR)」と比較すれば、エアフロを評価できる。
ログ処理マクロを改善し、
「Primary Open Loop Map Enrichment (4-byte)* (estimated AFR)」
「Primary Enrichment Final (4-byte)* (estimated AFR)」
のロギングに加え、
「A/F Error (AFR)」
という算出項目( A/F Sensor #1 (AFR) - Primary Enrichment Final (4-byte)* (estimated AFR) )を設けた。
「A/F Error (AFR)」 > 0 : リーン。実際の吸気量に対して燃料供給が少ない。つまり、エアフロセンサが実際の吸気量より少なく検知。
「A/F Error (AFR)」 < 0 : リッチ。実際の吸気量に対して燃料供給が過剰。つまり、エアフロセンサが実際の吸気量より多く検知。
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