9年経った。

昨日の昼、天気が良くて、ベランダの景色を眺めてたら、ふと感じたことが。

そうだ、この地に越してきて9年か。

思えば、9年前、もっと言うと10年前からですが、親類の問題、さらには祖母方の親類の問題、父の弟たちとの問題に苦しみ、それこそ、毎晩、親類からの脅しの電話に泣かされ、心身ともに疲れてて、当時、定年を控えてた父の心労、嫁いで以来永いこと祖母や父の兄弟、祖母の親類筋に泣かされてきた母の姿を見てきた私も、このままではダメだと言うことで、実家を出る決断をしました。

まあ、父親がとある親類からの電話で、家を出る決断をし、当時住んでた実家の仏間で、泣きながら父の姿を眺めた悔しさ、家族会議で親類筋の横暴、豹変ぶりに感じた屈辱、情けなさ・・・それを忘れずに今日まで、生きてきました。

その間、父親は再雇用で学校事務を数年して、今はシルバー人材で働き、母は、私の今の会社の転職（復職？）を機に仕事を引退し、主婦業を完全再開したり、弟家族も娘2人になり成長。

末の弟が病気で亡くなるという悲運もありましたが、私たちは9年間、この地に根付きました。

私も紆余曲折あり、転職を何度かして、親兄弟に迷惑掛けたし、今でも、仕事面での悩み、迷い、人間関係、先々の不安がありまくりで、どうなるかは判らないけど、9年前の悔しさ、屈辱を忘れなかったからこそ、今があるのかなと思います。

件の祖母は一昨年亡くなりましたが、今思うと、人間的には尊敬できなかったけども、祖母を含めて祖母の親類筋、父の弟家族らを反面教師にして、どんなにバカでも不器用でも一生懸命真剣に人生を生きてくしかないということを学んだのかなと、ここ最近、思えてきます。

昨夕、晩酌して、いろんな想い、このところの仕事面とか自分自身を見つめ返されたのですが、気持ち入れ替えて、再び歩き出さねばと思った次第です。