いつもの如く息子への報告を兼ねた再訪時のための詳細記録です🙇♂️
先ずは本日の行程です。
ヤマケイのコースタイム付きの地図では、実際に歩いたルートにコースタイムが設定されていない箇所もありますが、大きくは変わりありませんから標準コースに時間を入れています。ヤマレコでGPSログを採取していたのですが、出発して程なくしてルート確認した際に誤ってポーズボタンを押したらしく、2時間ほど先までワープしてしまい使い物になりませんでした(⌒-⌒; ) 正常に取れていればGPSログをヤマケイに取り込んだのに(T . T)
地図を見てもらって分かるように、中休憩ポイントとしている藤内小屋と地図上の裏道登山口の間は等高線に沿って歩くようなものですから、所々急坂はあるものの全体的には緩斜面と言ってもいいでしょう。但し、沢筋ゆえ岩がゴロゴロですから基本的に足場が悪いです。
舗装された道路が切れるとこんな構造物が目にとまります。
写真ではそんなに大きくは見えませんが、高さ10mはあったんじゃないでしょうか。人(赤丸)のサイズで想像してください。因みに赤マルのお兄さん、ここで断念して戻ることを決断したらしい。あの靴では賢明な判断かと👍
沢には大きな石がゴロゴロしてますから、土石流が発生したらここで巨岩を受け止めるのでしょうね。
ロープウェイの山麓駅を出発してちょうど1時間で四合目にある藤内小屋に到着です。
標高665mですから1時間かけて271m登ってきた勘定になります。
<気象データ:気温19.6℃、湿度44%、気圧940hps>
ザックを降ろし背中に手を押し当てるとビッショリ。背中に当たらないザックに買い換えるかな。尤もファイントラック社のスキンメッシュのおかげで、肌へのべとつき感は無く、冷やっと感もないため着替えるほどじゃなかったですが。
さてと、出発する前に記念の山バッチを買いましょと思ったら施錠されていて引き戸が開きません😱
もう小屋仕舞したのでしょうか? それともお出かけ中? ちなみにトイレは使えました。
事前のシミュレーションでは小屋の先は国見峠に向けて急坂になって行くとなっていましたがその通りでした。等高線見りゃ一目瞭然ですね(⌒-⌒; )
年数は経っているようですが、何度か裏登山道を歩いたことがあると仰る奇特な方に先行してもらいますが早い!
離されないよう必死で後を追います。しかも身軽でひょいひょいと飛び跳ねるように登って行かれます。まるでお猿さんが急坂を登って行くようです。同級生の方ですが、申年じゃありませんよね。私は申年ですけどww
これが兎の耳ってやつですかね? 目を凝らすとハーケンが打ち込まれています。
こちらはクライマーのメッカな藤内壁でしょうね。逆光で適正露出が得られず訳わかりませんが(^_^;)
昨年だったか民放(NHKだったっけ?)でこの壁を登る番組を観ましたが、実物をこの目で見ると驚き以外の何物でもありません。兎の耳は若かったら登ってみたいと思いましたがこの壁は.....😱🙅♂️
藤内壁を左手に見ながら先へ進むと益々足場が悪くなりますし、地図に示された等高線は密になってきます。バランスを取るために手も使って登って行かないとでんぐり返ししそうな箇所が増えてきます。こんなんだったらヘルメット持ってくるんだったと後悔(−_−;)現に下って来られる方にはヘルメットを被ってる方がチラホラみえますので。今日は保護も兼ねて厚手の帽子を被ってきましたが、これじゃあ役立たずです。
どの岩に足を置いたら次が楽かな? 大きく脚を上げなくとも済むのはどっちだ? などと考えながら、ゆっくり着実に登っていましたので奇特な方とは間が開くばかり(⌒-⌒; )
このような状況下、足元ばかり見ていたからでしょう、ふと見上げると
このような急坂に踏み込んでいました。登って登れなくはなく、次に向けていい訓練になりそうな岩岩な急坂ですが何か違和感を感じます。立ち止まって周りを見渡すと「この先は登山道では無い」旨が赤丸の箇所に書いてあります。
5mほど下ったら岩陰で見え難かったですが登山道が延びているではありませんか。
らじるらじる聴いててよかったー〜ww
違和感を感じたら先ず立ち止まる。早速実戦で役立ちましたよ。
このルートはペンキマークが薄くなっていたり、登山道は明らかにこっちなのにピンクテープがなんで斜面を登らせる?(理由は登山道の一部が崩れて狭くなっていたから)などで、足の置き場を探すために下ばかり見ているとあらぬ方向に連れて行かれる箇所が何ヶ所かありましたので要注意です。
呼吸を整える意味も込めて、頻繁に立ち止まって辺りを見回すようにしているのですが、上の写真の場所は気づかなかった(⌒-⌒; )
背丈の低い木々が目立つようになると傾斜が緩くなり程なくして国見峠に到着です
。
標準コースタイム通りの1時間29分かかりましたが、安全優先で歩幅を狭くし、足の置き場を探しながら登ったら適切な設定値なんじゃないかと思います。
国見峠までくれば山頂までもうちょっとです👍