KYB / カヤバ NEW SR SPECIAL  

今回のレポートは、1.5インチスペーサーによりリフトアップ し、柔らかめの純正サスを用いてストロークをしっかり確保している設計のちょいリフトアップ デリのインプレッションです。

サスペンションは、柔らかめの純正サスを使用することで耐路面との反応性を高くし、最後に今回のショックアブソーバーで高い減衰レスポンスでいなすというコンセプトでした。

結果、とても正解でした！

デリカらしいリフトアップ 感をキープしつつ、純正サスの柔らかな優しさとカヤバショックの減衰力で、安定感がある快適な純正プラスワンスタイルのまま、最高の走りと見た目を両立することができました^_^

もっと早くつければと思うパーツのひとつかなと思いました。


以下、詳細メモです。

①直進性
上がりました。またアクセル操作が軽やかになり、路面に吸い付く感じも以前よりも高まり、マッドテレーンとは思えないオンロード感覚になりました。ワインディング的な道路シーンでも気持ち良いロールで綺麗にイメージ通りなレスポンスで随従してくれます。

②右左折の耐ロール
良くなりました。いつもならカーブ後半(バネの戻り時)に、バネの伸び方向の弾みがあるんですが、それが全くなく、まるで直進してるように曲がれます。バネの伸びをうまくレスポンス良く吸収してくれている感触があります。

③歪んだ凸凹道の追従性
こちらもまた凸っている部分を通る時、以前は、サスの伸縮と合わせて座席も3回ほどブワーンブワンプワンと上下に揺れるのですが、同じ場所で一回のプワンというタイヤ周りの音とともに終わり、さらには座席にはその振動がほとんどきませんでした。
かなりしっかりといなしてくれています。

④高速の継ぎ目のような段差
同じくガタンと音がなり、少し振動感じますが、突き上げ感はほぼなく、座席には振動がほぼこない感じでした。(場所と速度で程度は変わると思いますが)こちらも同じくかなりしっかりといなしてくれています。

⑤高速道路での走行
直進安定性の部分と同じでハンドルの微調整がほとんど入りません！千葉あたりの圏央道の細めの対面道路も難なく通過できる感じでした。
今までの純正サス＋純正ショックの場合、下道はそれなりに快適だったのですが(デリカの純正のロール感は嫌ではない。)、高速道路となると、路面に合わせてハンドルを取られてかなり揺れる感じでした。
今はタイヤは路面に吸い付いたまま座席は安定したまま(某龍ボールのカプセルコーポレーションの車のように浮いてるみたい笑)レスポンスしてくれました。

⑥ブレーキング
ブレーキ時のノーズダイビングっぽさがなくなり、クイックに停止できる感じです。