フロントスポイラー塗装・交換

昨年末に暗闇の中、レストラン駐車場内の目立たない縁石に乗り上げ破損したフロントスポイラー。
修理、交換など、Ｄや保険屋のお世話になり、社外品へ交換する運びとなりました。

交換の目途が立つまでは、このように白黒の養生テープで仮止めしていました。
意外と２ｍも離れると割れている事に全く気が付かないレベルで、もうこのまんまでもいいかなと思っていた時期もありました(笑)

ネットやみんカラを徘徊し続け、ようやっと決めたのはコチラ。トラストGReddyフロントスカート。
形、素材(柔軟性)、コスト、取り付けやすさ等の観点から選びました。
素地は無塗装黒ですが、メーカー取説には塗装が大前提であるとの記載があり。さて、こんなデカブツどうやって塗装しようかと思案した結果、みん友さんを巻き込んで塗装しちゃおう作戦を進める事にしました(笑)

スコッチブライトでまずは足付け。

脱脂後、バンパープライマー。
これをやらないと剝がれやすいそうです。　

プラサフです。

プラサフ乾燥後、へたさんのエアガンを拝借し、黒を全体的に吹付け。
ここは私もお手伝いしましたが、塗装吹付けはへたさんにほぼお任せでした。
やっぱり経験値が違いすぎます、エアガン自体の使用が私は初めてで、握り具合で吐出量が変わるし、手の動かし方でも変わってきますから。

今回は白と黒に塗り分けです。
白は三菱純正色のＷ13ホワイトパール、黒はこれも三菱純正色Ｘ37ダイヤモンドブラック。純正色に拘ってみました。

黒を全体に塗装し、乾燥したので塗り分け用にマスキングをします。
初っ端はこの様なラインテープを使用。
紙マスキングテープだとＲがうまく作れないのですが、ビニール素材のこれだとしなやかに曲がり、無理なくＲを作れます。

こんな感じ。
ジミーな作業です(;^ω^)

こんな感じでマスキング完了。
マスキングしたところは黒を残します。

ホワイトパールのベース、パールと載せます。

マスキングを外すとこんな感じ。その後ウレタンクリアを全体に吹付け。
クリアが乾燥するまで所沢ベースに３日程保管乾燥。
後日引き取り、その日の内にＤへ持ち込み、預かって頂きました。
パンダカラーと言うよりは、シャチの色に近いですね(;^ω^)

このスポイラー塗装と同時進行でエアコンパネル塗装もやっていました。
これだけまとめて塗装する事は初めてでしたし、こんなにまとめて塗装する事は今後無いでしょう(笑)
体調に無理を掛けられない状況で、へたさん家に入り浸り(;^ω^)、作業をしていただきました。いつもスミマセン！
しかし貴重な経験をさせていただき、今後も何かネタを探してお伺いいたしますので、よろしくお願いします(^^)
また色んなメシ屋発掘にもお付き合いお願いします！

さて、完成したスポイラー(GReddyの製品名はフロントスカート)を取り付けるには、今装着している純正OPスポイラーの取外しからです。
割れているとはいえ、これ以上破損させたくなかったので、Ｄでリフトアップした状態で作業を依頼しました。
年度末の繁忙期の為、スポイラー塗装完成から約一か月程待ちました(;^ω^)

所有後初めて見る愛車の素顔(爆)
汚れが酷いので綺麗にフキフキ。
因みにこの状態でも車検は問題ないそうです(笑)

取り外した純正OP(上)とGReddyフロントスカート(下)。
外して分かったのですが、純正品は兎に角部品点数も多く、よく作りこまれているなと思いました。
塗装済みスポイラー本体とブラケット、それとリップゴムは多分ASSYですから、そう考えると純正品はコスパ高いと言えます。

正面から。
全体的な雰囲気はよく似ています。

純正OPスポイラー取付に必要なブラケット。
先日の縁石乗り上げの衝撃で、両端部のステーが割れていました。
しかし部品自体は残っていたので、後日リペアして再利用できるように作業する予定です。まぁ新たなネタが降臨したわけです(笑)

GReddyフロントスカートを取り付けるには、純正の状態に戻す必要がありますので、この部品を事前に入手していました。
純正エアダム
品番　6512A126

見えているスピードナット６個とスクリューが10個必要です。

純正エアダムを元鞘に戻しますが、右下の部分が上手く合うか心配でした。
結果的にはチリもぴったりと合いました。流石は純正品です。

これの取付の面倒なのは、このようにエアダム裏側からスクリューを取付ける必要がある事。
これをカースロープでやるのは無理です。バンパー外してしまえばいいのでしょうけど、私はまずそこに行きつけません(;^ω^)

両面テープをプライマー塗布した上で貼り付け。

仮合わせしたところ、このラリーアートエアダクトに干渉してしまいました(;^ω^)
ダクトを残してスポイラーをカットするか、ダクトを取り外してスポイラーを取り付けるか。
今回は後者にしました。
現場合わせで上手くカットできるとは限らないですしね。
このダクトも以前取付けの際に、かなり分厚い両面テープを使用していたので、取外しは難航を極めました。バンパー側に傷をつけないように、メカニックさんはとても丁寧に作業していただき大変感謝です(^^)

寸法的にかなりきっつきつなので、一人での作業は結構大変だと思います。
この時は二人両側で引っ張りながら作業するのが安心です。
両面テープと、両端部のタイヤハウスのスプラッシュシールドを取り付けているビス穴、これに付属のスピードナットを嵌めてから、スプラッシュシールドとボルト共締め。
取付作業としては非常に簡単な部類です。

３時間程度で取外し、クリーニング、取付けが完了しました。
これから暫くはこの顔でいきますので、見かけましたらよろしくお願いします(^^)