ビート礼賛記事、その2です。
ビート発売当時、各紙でその登場が報じられましたが、なかなか面白かったのが二玄社の2誌の扱いでした。
当時、二玄社ではカーグラフィックとNaviという2種類の自動車雑誌を出していました。
片や、コンサバで硬派なカーグラフィック(CG)、片や、当時の若者文化を反映していたNavi。とはいえ、Naviの車評が軽かったわけでもなく、言葉は柔らかいもののファッションや哲学を交えて論じるなど、なかなか変わったつくりをしていました。
特に異なる点は、CG誌は軽自動車に否定的、Naviはそこまで頑なではない感じで、キャラ分けはしっかり出来ていました。
さて、ビートに関してですが、CGではやはり淡々と、しかも
「買うならロードスターを勧める」(1991年8月)
とまで書いています。これはCG誌は軽自動車を日本だけの独自規格であり、しかも規格もいびつなもので、車としての安全性に疑問あり、ととらえていたためでした。
逆にもろ手をあげて歓迎していたのがNavi。
「喝采。大喝采。」 1991年8月号
と、同誌の名物企画、NaviTalkで絶賛しておりました。
特に同企画のコメンテーター、徳大寺有恒氏はビートにだいぶ感銘を受けたらしく、この後いろいろな場面でビートを絶賛しています。この一連のブログテーマでもちょいちょい登場予定ですw
で、この1991年8月号での徳大寺氏はというと、ビートについて
○ すべて
× なし
絶賛w
この8月号は、ビート乗りの方は国会図書館でコピーをとって、保存しておきましょうw
長くなりましたので今日はこれまで。
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Posted at
2017/08/30 23:25:28