自作・水勾配対応キャンパー測定器作成・その1

自作で「水勾配対応キャンパー測定器」を作ってみたので、寸法や作成方法を公開します(^o^)/
特徴としては、水勾配の付いた地面を基準にして、キャンパー測定が出来るように工夫してみました。
改善の余地はありますが、その辺も踏まえて紹介したいと思います！
今回は材料費だけで1500円以内で出来ました。
素人が慣れない作業なので、約2時間掛かりました。

今回使用した道具は写真を参照下さい。
材料カットで弓のことサンダーを使用しましたが、ホームセンターなどで材料をあらかじめカットしておくと、この２つは不要です。
コンクリートブロック(1個140円)とクランプ(1個約400円)はかなり重宝してます。
あと、材料を傷つけない為の当て板もあると良いでしょう。
穴開け後に出るバリを取るために、丸棒ヤスリもあると良いです。
ドリルはセットで2000円位のものを使ってます。ハイスのコーティング品ですが、寿命的には怪しいところです。

さて、材料の説明です。
まずアルミのアングル(厚み2㎜幅30㎜×30㎜のアングル…つまりL字です)。
あと、ボルトと治具は写真を参照。
構造自体もシンプルなので、これも図面を参照下さい。
寸法に関しては、人それぞれの好みで変更しても良いと思います。
M4×12㎜(皿ネジ)とナットをバラで買って使いましたが、飛び出るので長さ8〜10㎜を選択すると見栄えが少し良くなります^_^;
そのサイズならセット売りでもあるはず。
次は作るポイントを説明します。

材料カットです。
ブロックとクランプはこんな感じで使ってます。
弓のこの削り始めは、安定しなくて色んな所に傷が入るので、コブシで後ろから叩き押しながら深い傷を入れるとやり易いでしょう。
しかし、私は下手くそなので、どうあがいても切り口がズタズタなので見せられません(恥)

なので、カットしたあとに、もう一枚アングルをかぶせて鉛筆でマーキングをしてから、その線に沿ってサンダーでならしました。

穴開け前は、実際に部品を仮組みしてから、このように穴を鉛筆でマーキングすると、穴位置を決め易いです。
ドリル前に、中心に釘などを打ち込んで凹ませると、ドリルがずれずに穴開け出来ます。
「ポンチ(逆さに読んではイケマセン！)」という専用の工具もあるので、ホームセンターで買っておくと良いですね！
(私は予算オーバーで安価な釘を代用)
M4の皿ネジで締めますので、ドリルは4.5㎜を使用しました。5㎜でも構いません。

ここが重要な部位です。
水勾配を基準にする為に、測定部位と足を直角にしておかなければなりません。
私の場合は、先に左側の方を組み付けておいてから、次に右側の穴の位置決めをしました。
うまく垂直が出るように、穴開け場所のマーキングをしましょう。
微調整は、穴開け後に仮組し、仮締め状態で行います。
5㎜で穴開けすれば、調整幅があるので安心です。
私は何も考えずに4.5で開けたのですがギリギリセーフで調整出来ました(汗)

ここはこんな感じで穴開けしました。
コンクリート タワー イリュージョンです！
しかし、良い天気ですね！

ネジを仮締め状態で、各部を軽く叩きながら垂直をバシッと出します。
その後本締めします。
これでアルミアングルのメインパーツは組み付きましたので、次は付属部品の取り付け紹介します。