ホンダアコードハイブリッドのCMBS(衝突軽減装置)の危険な誤作動、及びCMBSの安全性に関するホンダの呆れた対応について提訴し、今秋から裁判が開始されました。
この間、色々な方々から多くの貴重な情報が寄せられていることに、深くお礼申し上げます。
裁判は開始されたばかりで、ご報告できることも限られておりますが、ご協力していただいております皆様に、この場をお借りしまして今年の総括をさせていただきます。
まず現在の状況です。
2つの案件が進んでおります。
【1】ホンダアコードハイブリッドCMBSの誤作動に関する裁判
【2】支払い停止の仮処分申し立て
簡単にご説明いたします。
【1】ホンダアコードハイブリッドCMBSの誤作動に関する裁判
相手方:ホンダディーラー、ホンダファイナンス
本件の本流とも言える裁判です。
第1回の期日:12月3日
両者とも、期日当日は答弁書の提出のみとなり、全面的に争う姿勢です。
具体的な進展(抗弁等)は第2回以降となりそうです。
第2回の期日は、未だ確定しておりません。
詳細は前回のブログをご確認いただけたら幸いです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2472469/blog/
【2】支払い停止の仮処分申し立て
相手方:ホンダファイナンス
一旦支払いは「停止」されましたが、異常なしとのことで翌々月には二ヶ月分が引き落とされました。
「異常なし」と断定された3日後に「急停止を伴う誤作動」が発生しているので「異常なし」のはずもなく、また提訴しているにも関わらず引き落としが続いたので、支払い停止の仮処分を埼玉地裁に申し立てました。
仮処分の審尋:12月14日
内容は平行線となり、年明け早々の1月7日に2回目の審尋を行う予定です。
今年の状況は以上となります。
両案件共に、具体的な進展は来年になってしまいました。
ユーザーとしては、「早く解決したい!」ですが、裁判というものはこういうもののようです。
当ブログを始めて、同じようにホンダアコードCMBS(衝突軽減装置)の誤作動に悩まされているユーザーさんから多数の情報提供があり、とても驚いています。
そして、その全てのユーザーさんはディーラーには報告しています。
ホンダってメーカーは、どうしてそうした声を真摯に取り上げて、調査や改善を試みないのでしょうか。
私も、「他に同じような報告はない」と繰り返し言われました。
寄せられた情報を基に考えると、そんなことは絶対に有り得ないと断言できます。
引き続き、情報提供をいただけたら幸いです。
皆様の激励は、裁判を続けるための原動力となっていて、本当に嬉しく思います。
来年もまた、どうぞよろしくお願いします。
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Posted at
2015/12/31 16:41:50