みなさん、こんにちは。
アコードハイブリッド衝突軽減ブレーキ(CMBS)の危険な作動についての裁判経過です。
民事裁判なので、殆どが書面でのやり取りになるのですが、ホンダ側の主張に変化はありません。
「衝突軽減ブレーキ(CMBS)は正常に作動している。異常なし。」の繰り返しです。
その主張を要約すると以下のような内容です。
「衝突軽減ブレーキ(CMBS)は、その作動の前後を含め、安全については十分な配慮がなされており、一般の搭乗者が特段の危険や恐怖を感じることはない。」
驚きですね。衝突軽減ブレーキ(CMBS)の誤作動により既に物損事故が起きていて、その危険を解消するためのリコールも行っているにもかかわらず、このような主張をしています。
衝突軽減ブレーキ(CMBS)リコール
http://www.mlit.go.jp/common/001089467.pdf
ホンダ曰く、何があっても衝突軽減ブレーキ(CMBS)は完璧だそうです。
でも、物損事故やリコールは発生するそうです。
もはや言いたい放題のめちゃくちゃな論理展開です。
「衝突軽減ブレーキ(CMBS)の危険な作動については、発生現場で検証し再現しない限り、誤作動として認定することはできない。このため、誤作動と思われる動画があるのなら提出して欲しい。」
と言われたため、検証に先立ち複数件の動画を提出し場所の説明も行っています。
しかし、検証後に念のため確認したところ、動画の現場では一切検証せずに、数キロ離れた別の場所で検証し、異常なしとしていることが判明しました。
原告側は、この様ないい加減な検証を当初から主張しているのですが、全てスルーです。
これに関しては、未だに一言も説明がありません。
それにしても、1年以上経過しているのに感覚的には1ミリも進んでない状況です。
もう少し、解決に向け企業として、販売したディーラーとして誠意ある対応をお願いしたいものです。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2016/10/17 10:32:31