1G-FE　セルモーター交換

まだ寒い春先に、エンジンかかった直後に「ギャッ」とか鳴くようになり（暖かくなってきたら鳴らなくなったんですが）21万㌔超えてるし、そろそろ交換かなと思っていた矢先、先日お亡くなりになりました。カチッと音あり、バッテリーあり、クランキングせず・不動というやつです。

そうなったとき、まず最初にやるべきはバッテリーの端子磨き。JAFの人に昔教えてもらいました。バッテリーが12Vあるのにセルが回らないならまず「磨け」と。昨日まで何ともなかった？　なら磨けと。古い車なら特に。余裕があるならセルモーター側の端子も是非（当たり前ですがバッ直なので注意）。

クランキングの回る勢いが変わります。

念のためシフトロックセンサーとかイグニッションキーの接触とかで解決しないものかと点検しましたが、みな正常。
で、一回取り外しに挑戦したのですが、工具がうまくはまらず一度は断念。
首振りソケットを買ってロングなアダプターを使ってようやく外せました。ATのオイルパン後部あたりまでラチェットを延長して回さないと無理でした。ネジ一本緩めるのに1時間以上かかりました。

なんか自分で取り外すの無理っぽい予感があったので、セルモーターを外して、ここで初めてリビルト品を注文。コア返却期限とかありますし。

せっかくなので整備書の通り点検してみましたが、リレー死亡、モータOKという感じでした。カチッとリレー駆動音がしてギアは前に動くのに電流は流れないという壊れ方でした。

ダイナモとかはともかく、セルモーターだけは中古で買うなとよく言われますが、Oリングとかブラシとかクラッチ内蔵のフリーギアとかリレーとかベアリングとか全部消耗品で、交換してたらリビルト買うのと同じになりますね。ともかく1Gエンジンのセルの外しにくさを考えたら二度とやりたくないのでケチらず良いものを買いましょう。