DIXCEL EXTRA Speed(ES) type
DIXCEL ESタイプ / EXTRA Speedです。
メーカーのうたい文句は
・ブレーキパッドチューニングの手始めに最適!
・ハイウェイ、ワインディングでのスポーツドライビングで発揮するワンランク上の制動力と耐熱性
・高温域でも安定した制動力をキープ
スコーチ(パッド表面焼付)により初期なじみも抜群
・ノーマルブレーキパッドと同様に「機械式センサー」「鳴き止めシム」装着済(一部品番を除く)
材質:NAO(ノンアスベスト・オーガニック)
適正温度:0~600℃
ブレーキダイナモメーター第2フェード試験データ:Max. μ:0.48/Ave. μ:0.35/Min. μ:0.34
ノーマル+αの性能があるみたいです。
適正温度は600度までと、ストリートパッドでは対応できる温度域が並外れています。
軽量なzc33s でノーマルサスペンション、スポーティータイヤ程度であれば、富士ショートでも通用するのではないかと思い購入しました。
街乗りに関しては、ノーマルパッドとの大きな差を感じませんでした。
そもそも私は街乗りのノーマルパッドにも不満を抱いていなかったので、交換後も何ら問題となる所はありません。
そして良くなったと感じる所もなく、いたって普通です。
若干ではありますが、パッドがローターに接触した直後の噛みつき感が増した程度です。
この感触に関しては、好き嫌いが別れるかもしれません。
私は、自分の足で調整できる範囲内なので気にもしていません。
サーキット用のパッドにありがちな、朝一の一発目は効きが悪いなども全くありませんので、安心して使用できるかと思います。
街乗りでは、車間距離を十分に確保して他車の流れを常に意識し、アクセルコントロールでスピードを調整しています。
そのため信号で停止する時のように、大きく減速する時にしかブレーキを使わない事が多いです。(最近の運転手には嫌われる運転になるのかな?)
それもあってかブレーキダストに関しても、あまり気になる感じではありません。(ノーマルよりはダストが出ます。)
街乗りやワインディングでは、十分なパッドではないでしょうか!
ですが、ブレーキフィール等は好みがあると思いますので、自分で試してみるのが間違いないでしょうね。
続いてはショートサーキットです。
富士スピードウェイのショートコースでの評価です。(9月12日 気温26-27度、路面温度40-46度、天気は晴れ 25分の枠を2本走行)
スイスポ(ZC33S)のノーマル車での評価です。(エンジン・吸排気・ECUノーマル。サスペンションノーマル。ホイールはBBSの17インチで7J、+49。タイヤはファイナリスト595EVO 205/45R17)
ノーマルパッドでは、3周連続アタックをすると、ブレーキのタッチに異変が発生していました。
そのため、異変を感じた時点でクーリングを入れていたのです。
このパッドでは、連続3周アタックでは全く変化が起きませんでした。
連続4周アタックも2回行いましたが、こちらでもブレーキタッチに変化は見られず。
むしろ油温が120度を超えてしまうためにクーリングを入れる状態です。
アタック直後にピットでローター温度を測定すると、最大で330度(右前)まで上昇していました。
ノーマルパッドの時と大差ない温度です。
という事は、明らかに熱に対して対応力が上がっているようです。
ブレーキのコントロール性や効き具合等も、ノーマルパッドと大差ありません。
私の個人的な見解だと、ZC33S程度の軽量な車にハイグリップタイヤではなく、ノーマルサスペンション程度でショートサーキットを走行するには、十分な性能なのではないかと感じています。
サーキット走行後のパッドの状態は下記のとおりです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253850/blog/47223885/
これから気温が低い時期となり、油温の上昇が抑えられるようになったら、どの程度の連続周回が出来るのかチェックしてみます。
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