今日はきっと快晴のドライブ日和だろうと思ってたので昨日ネットで発見したばかりのマスタング ファストバック1968年モデルが日帰り圏内のお店に売り出されてたのでちょっと早起きして見に行って来ました。
恥ずかしながら実車を間近で見るのは初めてでした。
パッと目に飛び込んできた印象は「ちっちゃ!!」実に程よいナロー加減。
贅肉がないのにとてもセクシーなウエストラインに見とれる♪
ネット上の写真ではリペイントかなぁ?と思っていた塗装も各所の状態からどうやらオリジナルペイントで調べてみると68年純正色のスペシャルオレンジというカラー。
所々剥げはあるもののまだまだしっかりとした艶を保っていて腐り等もなく、ボディサイドに施されるアクセントストライプもキレイに残っていました。
そして初めて滑り込むドライバーズシート。
んー、各部の質感からほぼ出荷時のままに見えます。
GTグレードではないのでブラックトリムで至って質素ですが色んな資料等で穴が空くほど見てきた景色にしばし感動。
意外なほどあっさりと始動するエンジンは289c.inch。
低いアイドリングにボディがブルンブルン震える。
エアコンレス仕様でキャブはハッキリ確認してないですがマニホールドからエーデルブロックのようです。
吹け上がりが軽いのなんの。共に吹け下がりもはやく乾いたサウンドがたまらない。一発で虜になる気持ちがよーく分かります(笑)
とても深いストロークのクラッチに3speed MT。
試乗出来るか聞いてみましたが、真剣な検討されてるならと言う回答に若干興ざめたのでやめときました(笑)
エンジンが軽い為か、リアショックが抜けている為か、結構フロントが持ち上がった姿勢。
ホイールはマグネシウムのディッシュタイプでブレーキは四輪共にドラムでした。
一応価格はASKでしたのでご想像にお任せしますが、下取り査定しても目玉がちょっと出るぐらいと言っておきます(笑)
ともあれ生で見る憧れの68はベースグレードでありながらも各ディテールがとてつもないオーラを纏い、でもこぢんまりと凝縮されたポニーカーとしてのまとまり。
委託販売との事でしたが、お店の社長さんはとても男気ある方で下取りなども破格の条件を提示してくれました。
興味ある方は検討してみては?
そして帰りの高速パーキングエリアへ立ち寄ったところ、以前私が乗っていたKAWASAKI Z1-Rの後継機種のZ1R2が停まっていたので思わずオーナーに声を掛け、そこから30分ほど二人で熱く語る良い出会いが♪
フルノーマルの愛情を一心に受けたであろうその黒い車体を見てあたたかい気持ちで帰路につきました。
私の乗ってたZ1-R 1978年製、二本出しクロスマフラーと自作一文字ハンドルでMADMAX感をさりげなく(笑)
Z1-Rの2型 1979年製
でも…結論…
07Bullittよ、査定なんかさせてしまってごめんよ(涙)
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2016/10/30 22:55:07