今更ながらクロスオーバーという言葉について思った事の雑記。
近年「クロスオーバー(SUV)」という言葉が車の世界で横行している。
いろいろ規定染みたものはあるようだけれども、小難しい定義はさておいて、なんともまーー曖昧で幅広な感覚の言葉だと思う。
だってそうでしょ?
「街乗りでもアウトドア用途でも、どっちゃでもイけまっせー」裏を返せば「どっちつかず」って語感だもん。
そのくせまぁ〜"クロスオーバーッ!!"て響きが、こぅ、、男性の幼心と言いますか、厨二心と言いますか、、くすぐるよね。。
その昔僕が単車に跨がってあてどもなくウロウロしてた頃に、同じ様な意味合いで用いられたジャンルを表す言葉があったんだけど、それが「デュアルパーパス」っての。。。なんじゃそりゃ!なんのこっちゃ!心の内の奥の奥にフツフツとあるマグマのような厨二心に、当時の若かりし僕ですらまったく響かなかった。
よくもこんな適当な言葉を当てはめて(ぃゃ、見つけて)企業は商戦に打って出たもんだ。
だけどそんな「クロスオーバー」、諸外国の方々はさておき、とりわけ日本人の感性にはピッタリで、とてもニーズのある大きな括りのジャンルだと思う。
なぜ日本人にもってこいだと思うのか。
今時のジャリ共は少し違ってきているので括りに入れるのは難しい所だと思うのだけれども(もちろん"みんカラ"登録の皆さんもこだわり派が大半なので含まれないだろうなぁ。。)、例えばゲーム、「キャラクターのステータスへ100pt分をパワー、スピード、防御力へと振り分けなさい。」とあると、多くの人がほぼ均等に振り分け、残ったポイントだけを自分の特色としてお気に入りの項目へ上乗せする形を取り勝ちだから。特に迷った時なんかやり勝ちよね。。
しかも、ベースキャラクター(均等に振り分けバランスを取る)のクオリティを高める事に作り手としても日本人は素晴らしい素質があると思うから。迷ったらベース値(見た目含む)でやっつけ決めするしなぁ。。
そこに目を付けたのかどうなのか知らないけれども「クロスオーバー」とかいう言葉で攻めてきた企業は凄いなぁと思うわけ。
ジャンルへの特化が少ないクセにクオリティの高いベースだと、「後からの上乗せpt(アフターパーツ等)」で「自分らしさ」を完成度高く、ユーザーが出しやすいもの。
力も強くてスピードも防御力もッ!?みたいなのって本来厳密には難し過ぎて両立しない。
良い言い方をすれば「(街田舎)どちらも似合う」。極めた形が好きな人からすると「はっきりしない、曖昧な形」。
それなのに取沙汰される「クロスオーバー」って言葉の威力は凄い。大勢の人を惹き付けとるからね。
ま、、、優柔不断なくせに欲張りが多いのよ。ニッポンジンは。
僕もだけど。
そのうち「ザ・公道の戦闘機(軽い厨二臭)」みたいなのとか「ザ・モビルスーツの足」みたいなのとか「キャタピラに変更して悪路もOK!」みたいな車が流行るのかな。
先に言った最近のジャリ共はステータスへの「極振り」ってザラだもんね。。。
なかなかにして流行はしないだろうけどさ。。。
と、いう何となく感じた事の雑記。
くろすおーばーばんざーい。
目が滑る様な長々とした駄文失礼しました。
* 勝手に感じたまま書いてるので、細かい事情はわかんないです。あしからず。。。
Posted at 2016/03/09 21:52:06 | |
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