【4輪遍歴】4輪遍歴　第0弾　MAZDA CAPELLA MY1985

初めて自分のクルマを手に入れたのは、
大学4回生の1990年10月末。

父親がクルマを乗り換えるので
それまで乗っていたクルマを買え！　
と言われて、譲って貰った(?)のが
1985年式のマツダ・カペラ(GC型)の1600ccセダン。

大学1回生の1987年9月に
地元の教習所で運転免許を取得して以降、
帰省した折には親のクルマを借りていたので
慣れ親しんでいたクルマではありました。

それまでは2000ccクラスのトヨタ車を乗り継いできた
父親が何故マツダ車に乗り換えたのか―
気になって尋ねたことがあります。


理由は至極合理的。

家から歩いていける距離に
マツダのディーラーができたから！

其処に、クルマに対する拘りは一切見られません(爆)が、
この割り切りの良さには清清しささえ覚えます。

ちなみに、2000ccクラスから1600ccクラスに
ダウンサイジングしたのは
長男のワタクシを筆頭に子供の学費が掛かる時期だったから―

その後、 積み木を崩しちゃった弟と妹のお陰で
学費が掛からなくなった途端に
6代目マークII(X80型)の2500ccに乗り換えてるトコロからすると、
やっぱりマツダ車には馴染めなかったんでしょうね(爆)(爆)

クルマを受け取る為だけにJRで実家に帰り、
京都の下宿までカペラを運転。
単車で走りなれた道とは言え、クルマでの走行は
退屈で仕方がなかったことを覚えています。

買取価格はスタッドレスタイヤ4本付きで25万円と高額でしたが、
自分で名義変更をした記憶もなければ
初年度の任意保険を支払った覚えもないので、
父親名義のままで任意保険を全年齢担保に
変更した上で譲ってくれたのでしょう。

年齢制限なしの任意保険1年分が付保されて
25万円という価格であれば納得できないこともない、かな。

　　ホンネでは高いと思うけど…



で、このカペラ。

グレードは覚えてないけれど、最廉価版だったんじゃないかな？
PWが付いていなかったくらいだから、、、

敢えて述べる必要もないけれど、当たり前のようにAT仕様ね。
しかも、3速(爆)
高速を走れば走るほど燃費が悪くなるというしみったれのクルマ。

修復歴なしの筈なのに、
ぬあわを超えるとAピラー周辺から風が入り込んできて、
運転手の精神に直接働きかける類のリミッターが付いていましたっけ～

それでもマツダ車の常としてフロアは頑としており、
4輪がきちんと接地していることが分かるから
隙間風が入り込もうが精神汚染を受けることなく
メゲズに踏んでましたけど、、、


このカペラに乗っていたのは1年ほど。

就職と同時に知り合いのマツダ屋さんに頼んで、
初代RX-7(SA22C)のターボモデルを探して貰っていたところ
半年掛けてようやくお目当てのタマに出会えたので
速攻で乗り換えとなった次第。

カペラとは僅か1年の付き合いとは言え、
大雪の中を京都から長野まで下道オンリーで帰省したり、
千葉に住む地元の友人の下宿を経由して京都から長野に帰省したり、
学生時代の下宿を引き払う時の荷物運搬車としたり…ってな感じで
道具として使い倒してました。

今にして思えば、
特に思い入れもないクルマだったからこそ
日用品感覚で気楽に使えたのかも しれません。

で、このカペラ、最終的に2槽式洗濯機との物々交換で
1コ下の後輩に引き取られていきました。

当時も散々言われたけれど、
普通にカペラを売却すれば全自動洗濯機が買えたのにね～(爆)

何故に物々交換となったのか？
理由は謎のままです(爆)(爆)