サンルーフシェードを製作してみた。

うちのプレオはDIYでサンルーフを取り付けてあります。このサンルーフにはロール式の簡易サンシェードが内蔵されているのですが、日差しは和らぐものの完全遮光ではないのであとづけのシェード作りたいと常々思っておりました。

先日、100均の店内で大きなカラーボードを見つけた時にサンシェードの製作計画が頓挫していたことを思い出しました（笑）

ということで急遽、店内で使えそうな商品を集めて買って帰りました。

まずプレオのサンシェードの目隠しカバー枠を取り外して 100均で買ってきた模造紙を使って型紙を作ります

枠に模造紙を当てて縁のラインに沿わせながら鉛筆で描いていきます。

描いたラインに沿ってカットして現物合わせで微調整カットします。

型紙を中央から半分に折って左右が均等になるように修正カットします。

これでサンシェード型紙の出来上がり。

100均で見つけたカラーボードをサンシェードの形にカットしていきます。

型紙をテープで止めます。
こんな でっかいボードが100円商品だなんて、お買い得です。

油性ペンで型紙の外周をなぞりカットラインを写します。
この板、スチレンボードと言うらしいですが発泡スチロール みたいなもんなのでカッターナイフや電熱線で簡単にカットできます。

100均で買った糊付きのリメイクシートです。
これをスチレンボードの表面に貼ります。
外側にカーボン柄、内側にモルタル柄を使うことにしました。

貼ってみると ちょっと難しいです。
急いで雑にやるとしわになったり空気が入ったりします。
2cm ぐらいを目安に少しずつ剥がしては抑えて貼り、空気を抜きながら進めると綺麗に仕上がることが分かりました。
集中力と根気が必要です。

片面を全部貼り終えた状態です。
初めてにしてはうまく貼れたと思います(汗)
はみ出た部分をカッターナイフでカットして同様に反対側も貼り付け処理を行います。

見栄えを良くするために ホームセンターで5mm厚対応のゴムモールを切り売りで2m買ってきました。

ゴムモールを接着するにあたってボードの速体がスチロール系なのでパッチテストを行いました。
安いプラスチック用接着剤を使うとご覧のように クレーターができてしまいます。
スチロール用の接着剤も試しましたがゴムに対しては 接着力が弱くてだめでした。

接着剤は使えそうにないのでシリコンシーラントを塗布してゴムモールの取り付けを行いました。

接着剤と違い固まるのが遅いので作業は1日以上中断です。

次はサンシェードをワンタッチで固定するためにマグネットを埋め込みます。

このサンルーフには高さを調節するためのハンドルがあってその部分にあたるボードを切り取って逃がしてやらなければなりません。

適当にフリーハンドで描いてカットしたので 隙間が多めです（笑）

マグネット取り付け用の穴も全て開けました。

マグネットは外周にシリコンシーラントを塗布して養生テープで固定して1日以上放置して固めます。

目隠し枠にもマグネットを仕込みます。
サンシェードに取り付けたマグネットが当たる位置に薄い両面テープで貼り付け外周をシリコンシーラントで固めます。

実際に取り付けてマグネットがうまく吸着し合うかを確認しました。
しばらく走ってみないと分かりませんが、よほどの段差でも踏まない限りは落下することはないと思います（笑）

調整ハンドル周りの隙間が気になるので、隙間 といえば隙間テープですよね。

実験的に貼ってみたら思いのほかうまくいきました。見栄えも悪くない。

調整ハンドル周りの隙間は見事に埋まって完全遮光できる状態になり完成です。

製作費は2000円程度でした。