フロント・フォークのオーバー・ホール（備忘録）その5 完結編

その4で基本的に元の状態に戻っているので、完結する予定だったのですが、備忘録その2を執筆中に大事な作業が抜け落ちている事に気が付きました。
先輩達のブログにも、サービス・マニュアルにもちゃんと書いてあるのに、何故か読み飛ばしてました。
フォーク・オイル注入後に、エア抜きをしていません！
泡立たないように、そっと注いだだけで、何故かエア抜きせずに組み上げて仕舞いました（汗）
なので、せっかく元の状態に戻しましたが、もう一度バラします（涙）

一度バラして組み上げているので、手順は判っているから、詳細は割愛します。
ジャッキ・アップしてフロント・フォークを単品にし、フォーク・トップ・キャップを外し、フォーク・スペーサ、ワッシャ、スプリングを取り出します。
スプリングを抜く時に、オイルをなるべく溢さないようにゆっくり抜き取ります。
フルボトムさせるには、フォーク・ブーツが邪魔をするので、上部の結束バンドをニッパーで切り外します。
フォーク・オイルを50cc程追加して、液面を覗き込みながらインナー・チューブを左右各30回ずつストロークさせて、エア抜きしました。
（スマホでは、気泡が判る程上手く撮れませんでした）
小さな気泡がプツプツと出てきましたが、しばし放置して次の準備をします。
前回と同様にフォーク・オイル・レベル・ゲージを使って余分なオイルを吸い出します。
スプリング、ワッシャ、スペーサを挿入し、フォーク・トップ・キャップを借り締めします。
フロント・フォークを車体に組み付け、タイヤを取り付け、メーター・ケーブルとブレーキ・キャリパを組んで、ジャッキ・ダウンしたら、最終のトルク・チェック。
この日は気温が高く、汗だくになってしまったので、試乗は翌日。

翌日も気温は気持ち悪くなるくらい高かったですが、取り敢えず近所を試乗。
気温を除けば、久々のバイクはやっぱり楽しい♡
家の前でしか写真を撮ってなかったので、川沿いに出て写真撮影して帰ってきました。

右サイド

斜め前から。
（フロント・フォークのオーバー・ホール編は完結です）