新卒で入社した地元トヨタ店でのお話。
当時のお客様で10系セルシオのオーナー(お医者)さんがいて、点検入庫の為に自宅からお借りして運転した事があるのですが・・・
この10系セルシオの立体的に見えるメーターに、もの凄く感動。
同じセルシオでも以降の20&30系は立体的となっておらず、あの感動は10系だけのものだった事を思い出します。
そんな経験から、10系セルシオを一度は所有してみたい気持ちがずっとありました。
色々と調べた結果、私が買うなら以下の仕様と決めたわけです。
UCF10型/B仕様(ばねサス)後期、禁煙車、修復歴なし、低走行距離、パールツートン、サンルーフ、布シート(※皮仕様の設定もあるが布が好み)、2DIN規格地デジ仕様ナビ付、ナビ以外はフルノーマル。
しかしながら気が向いた時にネットで探してみては、掲載車の殆どが最上位グレードとなるエアサスC仕様だけという状況が続きました(※新車販売でも大半がC仕様)。
まぁ、セリカGT-FOURとアルシオーネSVXを持っていましたし、逆を申すなら上記の仕様以外は買う対象としないことで、物欲を抑えられていたという側面もあったりするのですけどね(笑)。
そんな中、2年半前に横浜で色違いのシルバーではあるものの、低走行(44,000km)のB仕様が出たため、高速を使ってまで見に行ってきました。
この実物車両をチェックしましたが・・・低走行ではありつつも、喫煙車、ロッドアンテナ付の旧式ナビ(※交換の際にアンテナ撤去が面倒)、専用工具が数点欠品という状態。
加えてエンジンを掛けた時のアイドル音で少し違和感を感じたため、ガソリン代と高速代を払ってまで見に行きましたが購入を決断できなかった次第です。
その後もネットをチェックしてはC仕様だらけのリストに苦笑いする日々が続きましたが、横浜から2年半後にこの車両が京都で販売されていたのを見つけ、予約して見に行って、外見チェックしてからエンジンも許可を得てかけさせてもらって問題なし、エアコンの液晶表示もOK。その状態に満足しました。
販売店の社長さんに色々と確認した後、その日で購入を決断してしまいました(笑)。
走行は56,000km程度、修復歴なし、サンルーフはありませんでしたが、ナビもワンセグではありつつも2DINナビ付。
もちろんホイールもノーマル仕様という、ほぼノーマルの車両です。
色も希望のパールツートンという狙ったかのようなクルマでした。
販売店の社長さんが気さくさを感じさせる人柄の良い方だった事も、その日に決断できた理由の一つではありましたけどね(笑)。
そんなこんなで復活を目指して保管していたセリカGT-FOURの復活は叶わず、入れ替えとなるUCF10型セルシオが我が家にやってきました。
6気筒のアルシオーネSVXと合わせて何と合計14気筒という変態ライフの始まりとなりますが、しばらく2台体制で頑張ってみようと思います。
10系ユーザーの皆さん、頑張って維持して行きますので宜しくお願いします!