春が近付いたのでエアダム修復と再装着

お気に入りのフロントエアダム。
格好いいのだが、引くくらい作りが華奢。
昨シーズンの冬、雪塊が当たり簡単にバラバラになってしまった。

パテで治して装着していたが、同じ悲劇を繰り返さないように、今シーズンは外していた。

しかし、有り難い事に今シーズンは雪が少なく、もうエアダム壊すくらい雪は積もらないだろうからエアダムをキチンと修理して取り付ける事にした。

前回は自宅に有るものを駆使して、低予算で仕上げたが耐久性に難があった為、今回はキチンと治す事にした。
武蔵ホルツのFRP補修キットを初めて使ってみた。

思ったよりも簡単、手軽で割れたFRPを繋ぐのにレジンとグラスファイバーは軽くて丈夫なので最適。

同封のパテにする粉をレジンに混ぜれば軽量パテになるので、このキット一つで裏側と表側両方に使える大変優れもの。

レジンに凝固剤を数滴垂らして接着剤をつくり、裏側の割れた面に塗り付け、その上からファイバーマットを付けてレジンに馴染ませる。
すると、レジンが乾いて固まり始めると真っ白かったファイバーマットがきれいに透明になり飴のようになりカッチカチになる。

同じレジンに今度はパテの粉を同量混ぜ合わせて、凝固剤を数滴垂らして捏ねていくとホットケーキミックスみたいなパテになる。
それをエアダムの表側の割れた隙間を埋めるように盛り付けて行く。

粘土パテのように重くなく、ヘラを駆使して上手に仕上げれば乾けばツルツルになるので、腕さえあればヤスリで研がないで即塗装も出来そう。

B型人間の自分は、出来上がりの完璧さよりも作業の楽しみと満足感、とりあえず治りゃいいよ的な神経なので見た目粗雑で、超適当。

その割には、裏側のレジンと表側のレジンパテが乾燥すると軽いのにガッチリ、しっかりとした出来映え。

パテが乾いたらしっかりとヤスリで研いで、周りの面に馴染ませればより完璧になるのだが、地道で根気のいる作業は苦手なのでチャチャと研いでだいたい馴染んだらサッサと塗装。

ボカシ剤とクリアの厚塗りでごまかし塗装。

あれだけバラバラに割れてしまったエアダムが、素人のDIY作業でここまで修復出来た。

これくらい離れれば、作業の荒さも目立たない(笑)
作業を楽しめのでこれで良しとする。

簡単着脱出来るように、去年のうちに加工していたので、カパっと被せて簡単取り付け。

取り付け完了。
ようやく、お気に入りの夏仕様の顔に戻った。

今回使ったFRP補修キットの耐久性の様子を見ながら、またバラバラに割れてしまったら次は新しいエアダムか、バンパーガードを購入しようかなぁ。