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イイね!
2016年11月10日

北陸への出張 by the my car.

北陸への出張 by the my car.
こんにちは。

今年の冬は厳しくなりそうな予感がする冷え込みが続きますね。

先日北陸への出張があり、1泊2日の強行軍ながら愛車で行ってまいりましたので、インプレッションも兼ねてご報告したいと思います。

1年ぶりといっても良いくらいの久しぶりのロングドライブでしたが、天候にも恵まれて気持ちの良い道中となりました。

ロングドライブ(といっても片道350kmくらいじゃ中距離か)の楽しみは、途中に立ち寄るSAでの地場メニューを試すことなのですが、今回はもう一つあって「たっぷり電気をチャージ&使用ができる」ことです。

私は自宅に充電設備を持っていないため大抵は電気走行可能距離「0km」の状態がデフォルトなのですが、高速走行をすることで簡単にチャージができるので、普段は全く使用しない走行モード等を試すことができました。

走行時のA/Cやシートヒーターなどの電装品の使用/未使用によってもチャージ時間は変わりますが、いずれもOFFの状態だと50〜60km程度の走行距離でほぼ満タンの「50km」まで溜まります。

今回は三郷南ICから高速に乗ってチャージを開始しましたが、関越道の鶴ヶ島JCT 手前ですでに満充電されていました。

ゴールまではまだまだ距離があるのでEV走行に切り替えますが、高速走行ではあっという間に電力を消費してしまいます。満充電での走行距離は「50km」と表示されるのですが、実際には30kmを走行できるかどうか、といった感じです。(速度のアベレージは90〜110km、追い越し加速時には120km程度を出す感じです)

追い越し時の加速の際にはモーターならではのトルクを感じることはできるものの、もう一つの「売り」である静粛性については高速走行時のロードノイズや風切り音に相殺されてしまうため、EV走行ならではのメリットをさほど感じることもない、という印象です。

前車の1.4リットルターボエンジンのみで高速道路を走行した時と比べて、特に段違いのパワーを感じた、といったこともありません。

元々「飛ばす」タイプではないのですが、追い越し時にわざわざ「GTEモード」にする必要もなく、普通にアクセルを踏み込むだけで事足ります。むしろ元々の1,4リットルターボエンジンの素性の良さを再確認できたという感じでしょうか。

時々さりげなくモーターのアシストが入るので、走行に「滑らかさ」が加わった、といった印象が強いです。

スタートから150kmほど走行したあたりでモードを色々いじるのも「飽きて」きたため、後はHV走行で流すことにしました。HV走行時も少しずつ電力を消費しているので、無くなってきたらまたチャージ走行に切り替える、の繰り返しです。

日常走行ではチャージモード時のエンジン音がわりと大きく感じるのですが、高速走行ではHV走行とほとんど変わりません。走行中にモードを切り替えても「差」がわからないくらいです。






関越道から圏央道を経由して中央道に入ったのですが、まだ紅葉の時期には早く、道中の木々もほんのり色づきはじめたといった感じです。

途中で休憩したPAでのスナップを1枚。
遠くに見える山も一部を除いて冠雪はまだのようです。


今回の出張先は長岡方面なので本来は関越道のみの走行で済むのですが、わざわざ遠回りまでして中央道を走ってきたのは「たくさん走りたい」という点と、もうひとつ「これが食べたい」というのがあったからです。

それは「馬肉」。
馬肉料理では熊本が有名ですが、信州の伊那地方でも食べることができます。行楽であれば街に降りて銘店を訪ねるのも一興ですが、今回はこの日の夕方に打ち合わせがあるのでそんな時間もありません。

webで調べてみたところ、諏訪湖SA内のレストランでメニューが供されていることを知り、ここを中継店にした訳です。



馬刺し定食1,300円也。ウマかったー!  回り道してきた甲斐がありました。


少しだけ走行インプレッションに戻りますね。

目的地の50kmくらい手前で下道に降りて、国道を走行することにしました。
この時点で充電も満タン(走行可能距離50km状態)にしていましたので、残りの道中をEV走行していこうと目論んでのことです。

結果、少し驚きました。目的地についてもまだ走行可能距離が20kmも残っていたのです。

走行したのは国道でしたがそれなりに走行している車も多かったので、ACCでの平均走行時速は50〜70kmくらいで推移していたと思います。

ほとんど信号がありませんでしたのでほぼノンストップの定速走行で、コースティングモードも多用されたからだとは思うのですが、予想以上の電費の良さに「EV=都市部での乗り物」といった思い込みが崩れてしまいました。

よく考えてみると当然ですね。EVは走り出しのモーターアシストに最も電力を消費しているので、ストップ&ゴーの多い首都圏ではそれこそあっというまにバッテリーが減っていきます。

信号待ちの少ない地方でこそPHVは生きるのではないかと「ハタ」と気がつきました。首都圏の住宅事情よりも充電設備を設置しやすそうですし。

地方に戻る時には車を買い替える前提でこの車を購入しましたが、ちょっと考え直しても良いかと思ってしまいました。
容量と効率が改善された次世代の電池を積んだEVであれば、今後のマイカーとしても十分候補になるような気がします。ただし1回の充電で500kmは走ってもらいたいですけれど。


簡単ながら、私のPHVの走行インプレッションは以上になります。

きっとpangziさんがもっと詳しく具体的な解説を今後プログアップしてくれると思いますので期待しましょう。(pangziさんよろしく!)






ちなみにApp-Connectですが今の所まったく使いこなせていません。このバージョンのままではおそらくこの先も使うことは無さそうですので、使い勝手や有効な活用方法についてはこちらもやはりpangziさんに期待しましょう。(pangziさんよろしく!)



翌日帰途につきましたが、とりあえず日本海に行って叫んでくる必要はあるだろうと考え、糸魚川市の海岸を回ってきました。

もっと良い撮影スポットはあったかもしれませんが、元来めんどくさがりなので適当なところに車をとめてパチリ。吹き付ける強風や、波しぶきを上げる荒波などもなく、至って穏やかな日本海でした。





もう一枚は上信越道のPA内で妙高山を背景に撮影したものです。妙高山は日本百名山のうちの一つですが、噴火口跡が特徴的なわかりやすい外観を持つ山です。

登頂する機会はありませんでしたが、子供が大きくなったら一緒にチャレンジしたいと思う山の一つです。





たまたま隣に先代A4アヴァントが止まっていましたが、やっぱりシュッとしていますよね。わがパサートが武骨に見えます。(だがそこがまたイイ!)


この先どれくらいブログを続けるかはわかりませんが、撮影用のカメラ(人気のデジイチ)も少し欲しくなってきました。
機材よりも撮影者のセンスが大事だとはわかってはいるものの、「カタチから入る」ことを信条としている自分には、もっとマシな写真を撮るためには「良い道具」が必要なのではないかと思えてしまうのです。


あとは車体がホワイトではなくブルーだったらもっと絵になっていただろうなーとも思いました。今更ですがやっぱり車体色の選択は「とても大事」だな、とヒシヒシと感じている次第です。

白い車体は目立つこともなくどこにでも溶けこめる点はよいものの、今ひとつ「ドラマ」を感じさせない色なんだなーと写真を眺めていて思いました。きっと自分の考えている・望んでいる「スタイル」を投影しきれていないと感じているからなのでしょうね。

これは予想以上にチェンジするタイミングが早まるかもしれないゾ、と心の底でつぶやく「道楽者」なのでした。


それではまた。





ブログ一覧 | 日記
Posted at 2016/11/10 12:27:33

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この記事へのコメント

2016年11月10日 13:12
こんにちは。

いつもながら、文章力と内容に感服いたしております。
それに加え、私と異なり、理論の裏付けがあることに驚きです(私が無知なだけ?)・・・。

まず、>>OFFの状態だと50〜60km程度の走行距離でほぼ満タンの「50km」まで溜まります>>  そうなんですか?ちなみに充電モードで走行ですか?
まあ 今までACなどをOFFで走行したことが無いので、走行中にそんなにたくさん溜まったことなどありませんでした・・・。

また、充電モードにすると、アクセルを離した時、ブレーキを掛けた様になりますね?試乗車で充電モード走行した際、それが嫌になり 自分のクルマでは充電モード走行は試しておりません。また、充電=その間の燃費は悪くなる と思っていますが、それは正しいですか?

それにしても燃費26km/lってすごいです! 見習って、電気の使い方を勉強してみます。 

>>にわざわざ「GTEモード」にする必要もなく>>
これは同感です。この10日間で2回しか使ったことがありません。高速料金所を超えたところのみ。かっ飛ばすことが無ければ必要ないですよね。(代車のGolf GTEでは 面白くて何度も使ってみましたが・・・)

App-Connect は、接続できていません。CSの説明によると、i-phoneの最新Verでは接続できない と聞いたので、その後 何もしていませんが、kamerinさんはVerが異なるのでしょうか?

>>pangziさんに期待しましょう>>
ありがたいお言葉ですが、既にお解りの様に、私は文才が無く、且つ、思うがままに行動し、技術的な事や裏付けを取る事が不得意なので、残念ですが、皆さんに参考になる情報は あまり提供できないと思います・・・。

コメントへの返答
2016年11月10日 14:40
こんにちは。
コメントありがとうございます(^ ^)

>理論の裏付けがあることに驚きです

あくまでも私個人の推測でしかありませんし、車に詳しくなければ「車にのることを楽しんじゃダメ」「愛車について語っちゃダメ」などということは絶対にないと思います。
ですからあまり気になさらないでください(^ ^)


>>まず、>>OFFの状態だと50〜60km程度の走行距離でほぼ満タンの「50km」まで溜まります>>そうなんですか?ちなみに充電モードで走行ですか?

はい。3つあるEモードのうちの一番右側にある「充電モード」での走行で、です。

ただA/Cをオンにした状態では充電にかかる時間はかなり変わってきますよね。

私の体感的にはA/Cオン時には充電の速度が約4倍〜5倍くらい以上かかるうえに、走行可能距離も42kmくらいまでが上限ではないかと感じています。
(あくまでも「高速走行」だからこそ充電ができるという話で、日常の走行時には充電モードでもほとんど「貯まりません」)


今回は「ゼロからどれくらいの時間で満充電できるか」といった実験のようなものでしたので、pangziさんのおっしゃる通り、A/Cオフの状態でチャージし続けることは現実的ではないと私も思っています。

実際、A/Cオフでは車内の温度も高くなりますので、A/Cオンは必須だと思います。

充電のために車内の快適な空調をスポイルするのでは、「パサートを楽しめない」のと同じなような気がいたします。


>>また、充電モードにすると、アクセルを離した時、ブレーキを掛けた様になりますね?試乗車で充電モード走行した際、それが嫌になり 自分のクルマでは充電モード走行は試しておりません。


アクセルオフ時の回生ブレーキ、確かに強力ですよね。私は逆にブレーキを踏まずに済むので好んで活用しています(^ ^)

ちなみに回生ブレーキが強力な時は「Bモード」になっていませんか? 
充電モードで走行される場合でも「Dモード」であればあまりブレーキ回生が働きませんので、気になるのであればモードを切り替えて試されてはいかがでしょう。

ご存知かとは思いますが、シフトレバーを手前に引くと「D→B」さらに引くと「B→D」とモードチェンジができます。(パドルでも操作できるらしいのですが、私はもっぱらこの方法です)
切り替わったどうかは左メータの下部に「D1」とか「B1」とか表示されているインジケーターでお確かめください。


>>また、充電=その間の燃費は悪くなる と思っていますが、それは正しいですか?

日常走行では充電モードをほとんど使用しませんので一概に充電をしているから燃費が悪くなる、という実感はさほどありませんが、
HV走行時よりもエンジンの回転数が若干高めかもしれませんので、多少は悪くなっているという点では正しいと思います。

高速走行時は「充電」というよりも単に「高速走行」の回転数の高さと、道路の高低差・車間の調整による「アクセル開度」の差が、燃費が悪くなる原因かな、とは思っています。



>>App-Connect は、接続できていません。CSの説明によると、i-phoneの最新Verでは接続できない と聞いたので、その後 何もしていませんが、kamerinさんはVerが異なるのでしょうか?

私の使用しているiOSのバージョンは「9.3.5」です。最新のバージョンということは、pangziさんのiOSは「10.1.1」になりますか?

以前と違ってiOSを最新版にバージョンアップした後、古いバージョンに戻す方法が容易ではなくなってしまったために簡単に検証はできないのですが、方法を見つけて最新版iOSでの接続テストをしてみようと思いますので今しばらくお待ちください。(DoscoverProのアップデートの方が早かったりするかもしれませんね)


>>私は文才が無く、且つ、思うがままに行動し、技術的な事や裏付けを取る事が不得意なので、残念ですが、皆さんに参考になる情報は あまり提供できないと思います・・・。

参考にしたいと思われている方々にとっては、各ユーザーの「違った視点」「別な切り口」によるレビューがあってこそ、適切な判断ができるのだと思います。

私のレビューがあまり参考にならなかったという方でも、pangziさんの意見が役に立ったという場合もあるでしょうし、その逆もまたしかり、です。

時々とても面白い表現をされることもあって、私はpangaziさんの文章が大好きです。

ですから気にせずバンバン書いていきましょう! panzgziさんのファンの方も待ち望んでいられると思います。

それではまた。

2016年11月10日 18:04
またまた お手数をお掛けしてすみませんでした。

充電モードの件は理解しました、今後、積極的に使ってみます。
ブレーキを掛けたような感覚は、確かに「Bモード」の時の感覚かもしれません。

しかし、パドルと シフトレバーを左に倒して+/- する方法の 用途は同じですよね? (私は、停止する際、シフトレバーを左に倒す方法で速度を落として、回生ブレーキを使用し、停止寸前まぜブレーキを踏まない様にしていました)

とすると、「Dモード・Bモード」と この2つの違いは何なのでしょうか?
3通りの方法があるという事でしょうか? 

これはVWにも質問してみます。

尚、全く別の話ですが、Bモードにすると、ブレーキランプが点灯します。昔から、しょっちゅうブレーキを踏むヤツは「へたくそ」というイメージがあり、Bモードをやめてシフトレバーを左に倒す方法にしてみたのですが、これでもやはりブレーキランプが点灯します。
ですので、このクルマを運転すると、どんな方法を使っても周囲(後続車)からは「下手なヤツ」とみられていると思います。

ACCで自動減速する際にブレーキランプが点灯する事は理解できますが、オートホールド作動時も作動する。このクルマは、ブレーキを踏んでいなくてもブレーキランプが点灯する時間があり過ぎるような気がします・・・、

iOSのバージョンは今 i-phoneを見たら「10.0.2」でした。 更に現在、再度Ver Upの指示がi-phoneに届いていますが UPはしていません。

文才の件、またまた お気遣いをさせてしまい、すみません・・・。

今後、今回教えて戴いた方法で走行をしてみて、結果を投稿させて戴きます。
コメントへの返答
2016年11月10日 18:59
シフト操作については私もかなり無頓着ですので、うまい操作方法を見つけられたらぜひ教えてください(^ ^)

それよりもBモード時のブレーキランプ点灯の方が一大事ですよね。回生ブレーキが効く=アクセルオフする度にブレーキランプが灯いていたなんて....。全く気が付きませんでした。

言われているような「しょっちゅうブレーキを踏む運転手は下手」は理解できます。俗に言う「ブレーキパカパカヤロー」ですよね。自分がそんな状態になっていたとは驚きです。

滅多にデフォルトのセッティングを変えたいと思うことはないのですが、おっしゃる通りの状況であればすぐにでも改善して欲しいところですね。

確認してみて実際にその通りであればディーラーに相談してみようと思います。

情報ありがとうございました。


ちなみにどういう時にブレーキランプが点灯していることに気がつかれましたか?
以後はメッセージでけっこうですので、お手すきの時に教えてください(^ ^)






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