SW20 タイミングベルト交換
1
MR2はミドシップ。
まあ、重量配分的には限りなくリヤエンジンに近いけれども一応MRです。
リヤのストラットの間にストレートエンジンが横置きなので、当然の如く作業スペースが僅少。
ネコの額くらいしかありません。
2
まず作業空間を確保する為に、EGRの配管とか邪魔になりそうなものはなるべく外します。
外したってこんなに狭いです。
本当に出来るのか半信半疑で作業しています・・・。
3
オルタネータのベルト、A/Cコンプレッサーの駆動ベルトを外して、タイミングベルトカバーのまん前にあるエンジンマウントを外してやると、ベルトカバー上下二分割の上側を外すことが出来ます。
この時エンジンマウントのブラケットのボルトを全て外して、遊ばせてやらないとカバーが抜けません。
ただ、肝心のブラケットはまだ抜けてきません。
今度は、下側のカバーのを外れる状態にして遊ばせてやると、ブラケットを抜き出すギリギリの隙間を作り出すことが出来ます。
しかし更に!
下のカバーを外すにはクランクプーリーを外さないといけません。
次に、下側のカバーも邪魔なブラケットをどかしながら6個のボルトを取って下側から抜きます。
4
クランクプーリーの19㎜のボルトを普通に緩めるのは難しいです。
凄いトルクで締まっているとかって事ではないんですが、プーリーを押さえられないのです。
ロックさせるSSTなどがないのなら、コレ。
ボックスのスパナを掛けて、回らない位置で固定。
セルを回してクランキング一発!
まず緩みます。
緩まないとしたらボルトが折れて再起不能になるだけなのでご心配なくw
マウントが無い分エンジンが下がってくるのでパンタジャッキなどで高さ調整しながら作業します。
5
ははは・・・(;´д`)
プーリーのリムーバなんて持ってないのでそーっとコジコジしたんですが・・・(汗)
ことごとく欠けましたw
一番エンジン側の縁は超薄いのでこじったりってのは不可ですね。
しかも鋳鉄なので、曲がらずに割れます。
まあ、コレくらいなら何の問題もありませんが・・・。
スマンナw
狭くてプーリーを抜き出すのにも相当苦労します。
6
下のカバーを外せば(緩めれば)マウントブラケットが外れます、というよりは、外せなくはなくなります。
知恵の輪ですね。
タイミングベルトはテンショナのアイドラーを外せば簡単に外せます。
外す前にクランクスプロケとカムスプロケとの合いマークをしました。
何故なら、今回購入したタイミングベルトには各スプロケとの合わせラインが入っていなかったもので。
古いほうに印しとけば同じ位置が判るもんね。
7
クランクとカムのオイルシールを交換したいので、カムプーリーのボルトを緩めています。
古い方のタイベルを上手く取り回して、回らないようにバイスグリップでロック。
これでボルトは緩みました。
写真はクランクスプロケの部分でループ状にしてロックしています。
8
ベルトを組付けたらあとは戻すだけ。
狭くて見えなくて手探りの作業だから時間が掛かるよ。
Dなら多分メンバごとエンジン降ろすんじゃないかな。
その方が早いよきっと。
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