アーシング施工
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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エンジンルーム内の各所アーシングを行いました。
元々、車には標準でアースが取られていますが、そのアースラインの劣化や、アースポイント(アースが接続されている結合部分)の劣化、ボディーアースとして取られている所ではボディーの鉄板劣化(サビなどの要因)、またボディーは電線に比べて抵抗が大きいため電流の流れが悪くなります。
電気の流れが悪くなる事による電圧低下や、電流の帯電による電気ノイズの影響で、車本来持っているポテンシャルを出し切れない状態になります。
アーシングでは各部のアースをボディーアースを通してバッテリーに戻すのに加え、ケーブルを追加して、直接バッテリーに戻すラインを追加する事により、より電気の流を良くします。またその他、帯電が考えられる箇所へのアーシングを追加します。
アーシングの効果は?
主な効果として
●エンジンの始動性、パワーの向上
●中・低速トルク向上
●アイドリングの安定
●アクセルレスポンスの向上
●ライト類の照度アップ
●燃費の向上
●オーディオクオリティの向上
●排気ガスの清浄化等が挙げられます。
⚠️車の設計仕様以上に性能向上はしません。
⚠️車の使用状況や経年によって効果がない場合もあります。施工する場合はご注意下さい。
⚠️あくまで自己知識なので間違っていたらすみません。
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今回、アーシングを行った箇所は以下です(。˃ ᵕ ˂ )b
①ミッションケース
②イグニッションコイル(イグニッションコイル4点ブリッジ接続)
③エンジンヘッド部(4点+純正ボディーアースポイントのブリッジ接続)
④ 運転席側前部フレーム純正ボディーアースポイント
⑤オルタネーター
⑥助手席側フェンダー辺り純正ボディーアースポイント
⑦助手席側前部フレーム
⑧助手席側バッテリー下純正ボディーアースポイント
⑨セルモーター
⑩スロットルボディ
施工にあたり以下点に注意して、アーシングケーブルの取り回しを行いました。
・エンジンヘッドカバーが取付けられるようにする。
⇒元々、純正品のエンジンヘッドカバーを取付けていた為、これが取付けられるようにする。
・高熱部分への接触がないように。
⇒ アーシングは熱の影響を受け、効果が低減する可能性があるため。
・駆動部、回転部に接触しないように。
⇒危険です!これは1番注意したい項目です!
・最終、各所で結束して固定出来るよう引き回しルートを考慮。
①のアーシングポイントから順番に上記注意点を考慮して、ケーブルの長さを測り、圧着端子を圧着ペンチでカシメていき、アーシングケーブルを作成していきます。
各ポイント毎に長さを測ってはアーシングケーブルを作成して設置していきます。後で束ねる事をイメージしながら作成します(。˃ ᵕ ˂ )b
第二種電気工事士の国家資格を持っているのだ、割りかしこういう作業は好きです(*´˘`*)♡
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アーシングケーブルを作成しては、各アーシングポイントにボルトで固定し、ケーブルをバッテリーアースターミナルまで引き回し、アーシングターミナルにボルト・ナットで接続していきます。
各ケーブルを整線して束ねる事を想定して、引き回しルートやケーブル捻じれがないように注意しながら行いました。
接続したアーシングポイント10箇所を写真で示します。
奥まった所となる箇所もあるので分かりにくい写真もありますが、そこはお許しください。
①ミッションケース
⇒M6ネジが切ってある箇所があるので、用意しておいたボルトで固定します。
②イグニッションコイル(4点ブリッジ接続)
⇒4箇所あるのでブリッジ接続して、最後の箇所からアーシングターミナルへ接続します。ここはイグニッションコイル固定しているボルトを使用して固定します。
③エンジンヘッド部(4点+純正ボディーアースポイントのブリッジ接続)
⇒エンジンヘッド部にM6ネジが切ってある箇所が4箇所あるのでブリッジ接続しました。これに加えて、運転席側フェンダー辺りに純正ボディーアースポイントがあるので、そこからエンジンブロックに接続し、エンジンヘッドのブリッジに加えて接続しました。純正ボディーアースをエンジンブロックに接続する箇所はM8ネジが切ってあるので、別途準備しておいたM8ボルトで固定しました。
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④ 運転席側前部フレーム純正ボディーアースポイント
⇒純正ボディーアースに共嚙ませします。
⑤オルタネーター
⇒オルタネーターを固定しているボルトがあるので、そのボルトで純正ボディーアースと共嚙ませします。
⑥助手席側フェンダー辺り純正ボディーアースポイント
⇒こちらも純正ボディーアースと共嚙ませします。
⑦助手席側前部フレーム
⇒ヘッドライト近くのフレームに穴があるので、そこからボディーアースを追加で取ります。ここもM6ネジなので、M6ボルトで固定
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⑧助手席側バッテリー下純正ボディーアースポイント
⇒こちらも純正ボディーアースと共嚙ませします。
⑨セルモーター
⇒M6ボルトで固定されているので、そこに接続します。
⑩スロットルボディ
⇒こちらもM6ボルトで固定されているのでそこへ!
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10箇所全て接続完了です。
あとはケーブルを綺麗に整線して結束バンドで束ねて、要所要所で既設の純正ケーブルなどと結束バンドで固定しておきます。この時、回転・駆動部、高熱部分干渉しないように注意しながら、束ねるて既設の純正ケーブルなどに固定して、アーシングケーブルが揺れ動かないよう確実に固定していきました。
アーシングケーブルは見栄えを良くするため、同じルートの数本を横並びになるよう結束バンドを使って綺麗に束ねます。この方法はネットなどによく情報が出ています。
まずは数本のケーブルを1本の結束バンドで巻いて緩締めし、各ケーブルとケーブルの間に別の結束バンドを通して締め付けます。で、最初に巻いた結束バンドを本締めしすると、綺麗に等間隔で並べて束ねる事ができ、見た目が綺麗になります。
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ようやく完成です(๑•̀ㅂ•́)و✧
アーシングケーブルをエンジンルーム内で綺麗に魅せる!
回転・駆動部、高熱部分への干渉を避ける!
揺れ動かないようしっかり固定する!
エンジンヘッドカバーを設置出来る!
以上の事を考慮して取り回しを考えながら、都度アーシングケーブル長さを測っては取付けを繰り返し丁寧に施工した為、開始から完了まで3時間半ほど夢中になって施工していました(¯∇¯٥)
綺麗に引き回し出来ましたし、赤色のアーシングケーブルがエンジンルーム内を華やかに!かつレーシー感漂う印象に!
気になるアーシングケーブル施工での性能面の効果ですが、まずすぐに気付いたのはオーディオの音質が良くなった事を感じました。低・中・高音共に耳への聴こえが良くなり、メリハリのあるクリアーな音質になったように感じました。アーシング強化により、電気的なノイズが除去されているのでしょうか?
それと中速域のトルクが良くなったように思います。近所の急な長い上り坂で、いつもより余裕があるように感じました。これは目に見えて大きく変わったのではなく、ほんの少し良くなったかなぁ?的な感じです。
ライト類の光量がアップしました。以前より明るくなったのと、後付しているデイライトですが、以前はまたにチラツキがありましたが、これが無くなりました!
あと施工して少し走っていると、マルチインフォメーションディスプレイの燃費計で0.1km/L数値が上がりました。これ以上がる事はないと思っていたので燃費への効果もあるかと期待しています。しばらく経過観察して燃費の効果も診ていこうと思います。
必要な部材を購入して、アーシングターミナル自作から、アーシングケーブル作成・施工と全てDIYにより行い、非常に満足感の高いイジりとなりました。
これも先にやられている方々の記録を参考にさせてもらったから出来た事だと感謝しています(*´ー`*人)
アーシングっていろいろと効果があるんだなぁ!凄いなと思い、その後いろいろと情報検索している中で、あと1箇所アーシングを施工したいなと思う箇所が出てきました!
ケーブルもないし後日また施工したいなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます*_ _)ペコリ
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